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NATIONS CUP
日本勢同士の死闘。終盤に向けて速さを磨いたderolin30選手が優勝!
テストシーズン1概要
2017.11.15

いよいよ始まったチャンピオンシップのテストシーズン。全7戦のFIA GT ネイションズカップはドライビングパーク・山際でのGr.4レースで幕を開け、L-Shooter_RB26選手(日本)が最高ポイントを獲得しました。同選手は第2戦以降も上位入賞を続け、安定してポイントを重ねていきます。

そんなL-Shooter_RB26選手の前に立ち塞がったのがderolin30選手(日本)です。derolin30選手は初戦で1275ptsを獲得した後、第2、第3戦をスキップ、続く第4戦(レイクマジョーレⅡ)で861pts、第5戦(ブランズハッチ インディ)で1222ptsをゲットし、ポイントランキング上位に急浮上します。

マウントパノラマが舞台となった第6戦。L-Shooter_RB26選手が総合優勝に王手をかけるべく1190ptsを獲得しますが、derolin30選手がそれを上回る1371ptsを獲得し、ついに有効ポイントでL-Shooter_RB26選手を逆転しました。

こうして迎えた最後の第7戦(東京エクスプレスウェイ・東ルート 内回り/GT by シトロエン Gr.4のワンメイク)。5枠あるうちの第1枠のレースにエントリーしたderolin30選手は、スタート直後の1コーナーでプッシングされ3位となるも、中盤のS字で1位を奪取。しかしその後各車の交錯に巻き込まれ9位までポジションを落とします。その後じわじわとポジションを回復して6周目には2位へ。トップのN64TheStig007選手(オーストラリア)を射程に捕えましたがフィニッシュラインでわずかに届かず、そのまま2位でフィニッシュ、1012ptsを獲得しました。

いっぽうのL-Shooter_RB26選手は第4枠のレースにエントリー。ポールポジションからスタートするもヘアピンの折り返しでプッシングされ6位に。その後、着実にライバルを捉えて5周目には3位に浮上し、さらに前を行くMonkeyMan_707選手(ニュージーランド)をじわじわと追い詰めていきます。最終ラップ。フィニッシュライン目前でL-Shooter_RB26選手がMonkeyMan_707選手の前に出て劇的な2位入賞を達成、1119ptsを手に入れました。しかし3レースの合計ポイントでderolin30選手を再逆転するには届かず、derolin30選手のシーズン1優勝が確定したのです。

スタート直後、L-Shooter_RB26選手が押し出されてポジションを落とす

なお3位には、第1、2、3戦にのみエントリーして計3514ptsを獲得したs-o16com選手(日本)が食い込みました。

Point Ranking (Top10)

RANK DRIVER DR SR RD.1 RD.2 RD.3 RD.4 RD.5 RD.6 RD.7 TOTAL
1 日本 derolin30 A S 1275 - - 861 1222 1371 1012 3868
2 日本 L-shooter_RB26 S S 1325 1072 1210 892 1074 1190 1119 3725
3 日本 s-o16com A S 1255 1095 1164 - - - - 3514
4 日本 put_ret A S 1167 0 - - - 1226 1118 3511
5 香港 saika159- A S 976 536 1229 993 - 1010 1226 3465
6 日本 legacy0193 A S 557 1156 - - - 1082 1158 3396
7 オーストラリア Nik_Makozi A S 697 67 0 1076 1157 1160 749 3393
8 インドネシア GTIC_RamStig A S - - 1078 1108 1204 - - 3390
9 日本 yamayu0908 A S 1081 201 179 1060 1119 1098 890 3298
10 インドネシア JAKAevo4 A B 1102 926 1080 1103 633 996 0 3285

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