- MANUFACTURER SERIES
- Akagi_1942mi選手が過酷な選手権を制覇。フォルクスワーゲンが初の王座に!
- テストシーズン19 オーバービュー
- 2018.03.29
19季目のマニュファクチャラーカップ・テストシーズンは、3月18日から24日にかけて、全6戦が行われました。
開幕戦の舞台はドラゴントレイル。GR.4マシンによる戦いです。クロアチアの豊かな自然に囲まれたこの1戦ではアストンマーティンが強さを発揮。y_nuno2702選手、GoriRaichi893選手が高ポイントを獲得してランキングの1、2位に飛び込みました。3位にはBMWを駆るW-4MtcA選手が付けています。
月曜日の第2戦はブルームーン・ベイでのGR.3マシンによる1戦。ここでは前戦とは一変して混戦状態となり、メルセデス・ベンツ・Nik_Makozi選手、ジャガー・marlboro-2278選手、そしてレクサス・celmo38選手らが高ポイントを獲得、合計ポイントでもNik_Makozi選手が首位に立つ展開となりました。
火曜日の第3レース。レイクマジョーレを舞台にしたGR.4マシンによる戦いです。北イタリアの美しい自然の中行われたレースでは、BMW・Kawakana222選手、アストンマーティン・GoriRaichi893選手らが高ポイントを獲得しましたが、メルセデス・ベンツ・Nik_Makozi選手もポイントを伸ばし、首位をキープします。
休催日の水曜をはさんだ木曜日の第4戦。マウントパノラマでのGR.3マシンによるレースです。ここでは第2枠でフォルクスワーゲンをドライブするAkagi_1942mi選手がみごとなポール・トゥ・ウィンを演じ、2532ptsという高ポイントを獲得、ポイントランキングでも1位にジャンプアップを果たしました。2位にはアストンマーティン・y_nuno2702選手、3位にはBMW・fd3sr20b0654選手が付け、メルセデス・ベンツのNik_Makozi選手は5位に転落です。
週末の戦い、第5戦はGR.4マシンを使ったインテルラゴスでの1戦。ブラジルの名サーキットでは、シボレーのs-shohei_選手、BMWのfd3sr20b0654選手、アストンマーティンのy_nuno2702選手らが高ポイントを獲得。いっぽう前戦で首位に立ったAkagi_1942mi選手がこのラウンドをスキップした結果、ポイントランキングでは、前戦の不振を挽回したアストンマーティン・GoriRaichi893選手が首位に立つことに。
迎えた土曜日の最終戦。京都ドライビングバーク・山際でのGR.3マシンによる決戦です。予選ではBMW・Kawakana222選手がトップタイムをマーク、これにメルセデス・ベンツ・Nik_Makozi選手、伏兵のスバル・Ruri314-選手が付ける構図となります。
決勝が始まると、4番点スタートだったフォルクスワーゲン・Akagi_1942mi選手が真価を発揮し、順位を上げていきます。さらに7番手スタートのBMW・fd3sr20b0654選手、11番手スタートのシボレー・s-shohei_選手も前方をうかがう形勢。結局、フォルクスワーゲン・Akagi_1942mi選手が首位に立ち、このレースの勝者に。2位にはスバル・Ruri314-選手、3位にBMW・Kawakana222選手が飛び込みました。ポイントランキングでも、11,889ptsを獲得したAkagi_1942mi選手がトップとなり、15季以来3度目のシリーズチャンピオンの座を獲得しました。
RANK | DRIVER | DR | SR | RD.1 | RD.2 | RD.3 | RD.4 | RD.5 | RD.6 | TOTAL |
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1 | フォルクスワーゲン Akagi_1942mi | S | S | 2001 | - | 2335 | 2532 | - | 11889 | 16756 |
2 | BMW Kawakana222 | S | S | 2237 | - | 2610 | 1684 | - | 11029 | 15876 |
3 | スバル Ruri134- | S | S | 2013 | - | - | 1928 | 1799 | 11459 | 15400 |
4 | BMW fd3sr20b0654 | S | S | 2134 | - | 2362 | 2073 | 2221 | 10599 | 15182 |
5 | メルセデス・ベンツ NIk_Makozi | S | S | 1734 | 1995 | 2237 | 2265 | 2034 | 10169 | 14671 |
6 | シボレー s-shohei_ | S | S | 1601 | - | 1923 | 2398 | 2258 | 9739 | 14395 |
7 | ダッヂ Leafa_12 | S | S | 1789 | - | 1553 | 1599 | 1974 | 9309 | 13072 |
8 | シボレー Ayrton__SENNA__ | S | S | 1766 | 840 | 1373 | 1943 | - | 8879 | 12588 |
9 | ダッヂ sirvia | S | S | 1883 | 1688 | 549 | 1813 | 1605 | 8449 | 12145 |
10 | BMW ilovecat-k | S | S | 1813 | 1467 | 1098 | - | 1756 | 8019 | 11588 |
Top 24 スーパースターズ・レビュー
直前に開催されたネイションズカップでは、惜しくもタイトルを逃したBMW・Kawakana222選手が渾身の予選アタックからポールポジションスタート。マニュファクチャラーシリーズのタイトル獲得に向けレースをリードします。
1周目こそ、Kawakana222選手のペースについて行くことができたメルセデス・ベンツ・Nik_Makozi選手ですが、次第に遅れはじめ、スバル・Ruri314-選手、フォルクスワーゲン・Akagi_1942mi選手、3台による白熱した2位争いが繰り広げられます。
レースが動いたのは7周目。ここで、1位のKawakana222選手と、4位のRuri314-選手が早々にピットインし、2ストップ作戦を選びます。Akagi_1942mi選手とNik_Makozi選手は1ストップ作戦をチョイスし10周目にピットイン。
2ストップ作戦のKawakana222選手は、ここでリードを稼がねばならないためペースを上げます。13周目に2回目のピット作業に入るKawakana222選手ですが、この時点でAkagi_1942mi選手はホームストレートを通過します。
ホームストレート1本分のリードを築いたAkagi_1942mi選手は、残り周回を余裕をもったペースでクルージング。
2位Kawakana222選手と3位Ruri314-選手はペースを上げるもわずかに及ばず。Akagi_1942mi選手が、フォルクスワーゲンに初のマニュファクチャラータイトルをもたらしました。