リストに戻る

MANUFACTURER SERIES
シボレーが初の栄冠。s-shohei_選手が自身4度目のシリーズチャンプに!
テストシーズン20 オーバービュー
2018.04.05

自動車メーカーの王者を決めるマニュファクチャラーシリーズ。20回目のテストシーズンは3月25日から31日にかけて、全6戦が行われました。

日曜日の開幕戦は、オーストラリアの個性派サーキット、マウントパノラマでスタート。GR.4マシンによる戦いはBMW勢が勢いを見せ、W-4MtcA選手、you143298選手、Leafa_12らが高ポイントを獲得しました。

月曜日の第2戦はニュルブルクリンク GPが舞台。GR.3マシンを使った1戦です。ここでもBMW勢は健闘しましたが、フォルクスワーゲンのAkagi_1942mi選手、シボレーのs-shohei_選手らがそれを上回るポイントを獲得、ランキングはシボレー(s-shohei_選手)、アストンマーティン(y_nuno2702選手)、BMW(Leafa_12選手)というオーダーに。

続く火曜日の第3戦。個性派オーバルのブロードビーンレースウェイを舞台にしたGR.3マシンの戦いです。ここではアルファロメオのsirvia選手が2064ptsを獲得しましたが、総合ポイントではBMW勢が上回り、ランキング首位はBMW・anaguma15選手、2位BMW・Arrow21CG選手、そして3位にはスバル・shines0057選手が飛び込んできました。

水曜日の休催日をスキップして木曜日の第4戦。ブランズハッチ GPでのGR.4マシンのレースです。人気のテクニカルコースの戦いはメルセデス・ベンツとフォルクスワーゲンが健闘し、メルセデス・ベンツ・Kawakana222選手が2536pts、フォルクスワーゲン・Akagi_1942mi選手が2395pts、そしてメルセデス・ベンツ・CLS63AMG-sc選手が2235ptsを獲得。ただし総合ポイントではトップ3には届かず、首位にはシボレー・s-shohei_選手が飛び込んできました。

金曜日の第5戦はブルームーン・ベイのハイブリッドステージ、インフィールドA。マシンはGR.4です。オーバルとロードコースが組み合わされた舞台ではダッジ・Ayrton__SENNA__選手、スバル・shines0057選手らが高ポイントを獲得しましたが、ポイントランキングではフォルクスワーゲン・Akagi_1942mi選手がジャンプアップを果たして首位に。続く2位にもメルセデス・ベンツ・Kawakana222選手が飛び込んできました。

フォルクスワーゲン・Akagi_1942mi選手、メルセデス・ベンツ・Kawakana222選手、シボレー・s-shohei_選手というトップ3で迎えた最終戦。舞台は日本を代表する鈴鹿サーキット、GR.3マシンを使った決戦です。

第4枠のTop24スーパースターズでは、ランキングトップのAkagi_1942mi選手がまさかの欠場により優勝戦線から離脱。予選ではシボレー・s-shohei_選手がトップを奪い、決勝でも見事な走りを展開します。ポイントランキング2位のメルセデス・ベンツ・Kawakana222選手は3番手スタートながら精彩を欠く展開。いっぽう7位スタートのCLS63AMG-sc選手が、じわじわとポジションを上げてきました。

結局、シボレー・s-shohei_選手が首位の座を守り切り11097ptsを獲得。ポイントランキングでも1位になり、自身4度目、シボレーとしては初となるシリーズチャンピオンを獲得しました。

※今シーズンはアップデート1.15に伴い、Thrustmaster®T500RSが使用できなくなる不具合が発生し、このステアリングコントローラをお使いのプレイヤーの皆様にご迷惑をおかけいたしました。深くお詫び申し上げます。

RANK DRIVER DR SR RD.1 RD.2 RD.3 RD.4 RD.5 RD.6 TOTAL
1 シボレー s-shohei_ S S 2109 2225 - 1972 0 11097 15431
2 メルセデス・ベンツ CLS63AMG-sc S S - 1975 964 2235 - 10270 14480
3 メルセデス・ベンツ Kawakana222 S S - 1963 - 2536 1841 9443 13942
4 ダッヂ Ayrton__SENNA__ S S - 1755 1738 1831 2034 9856 13721
5 アストンマーティン kuro96GT S S 1155 - - 1268 1723 10683 13674
6 アルファロメオ sirvia S S 0 1893 2064 1895 1846 8616 12575
7 スバル shines0057 S S 1772 1253 1781 1645 1921 8202 11904
8 メルセデス・ベンツ Nik_Makozi S S 1985 0 1629 845 1652 7789 11426
9 プジョー Merry_chataro_lc S S - - - 2254 - 9029 11283
10 メルセデス・ベンツ k24a_cm2 S S 1257 1937 - 2110 1231 6962 11009

Top 24 スーパースターズ・レビュー

シリーズランキングトップで最終戦を迎えるはずであった、フォルクスワーゲン・Akagi_1942mi選手がまさかの欠場。レース開始前からシリーズランキングが揺れ動く中、シボレー・s-shohei_選手が堂々のポールポジションを獲得しました。s-shohei_選手はテストシーズンを通じての契約先であったフェラーリから離れ、さらにはミッドシップからFRへとクルマも乗り換えるという大胆なメイクスチェンジです。
そして注目選手がもうひとり。ネイションズカップで自身初タイトルを獲得したばかりのメルセデス・ベンツ・Kawakana222選手は、ダブルタイトルの期待もかかる3番手からのスタートです。

s-shohei_選手は1周目のスプーンカーブでコース外に飛び出し、いきなり4番手までポジションダウンを喫します。
上位陣に再び波乱が訪れたのは5周目。3位からポジションアップを狙っていたKawakana222選手が第2コーナーへのアプローチでアウト側のグリーンにはみ出し、一気に7番手まで落ちるという痛恨のポジションダウン。
上位陣の自滅が多発する中、レースをリードするのはアストンマーティン・kuro96GT選手。安定したペースでトップを死守します。

いっぽうs-shohei_選手はじわじわとペースを上げ、ここまでに2位までポジションを挽回。そして8周目の西ストレートで、ついにkuro96GT選手の背後にピタリとつけ、130Rへのアプローチで豪快にオーバーテイクを決め、トップに返り咲きます。

ダブルタイトルの期待がかかるKawakana222選手は軽度なペナルティを受けるなど、一筋縄ではいかないレース展開に苦しめられます。2ストップ作戦で上位返り咲きを狙うも、最終的には5位でフィニッシュとなり、ダブルタイトルの夢は消えました。

スタート直後の単独コースオフといってミスはあったものの、今シーズン、フェラーリからシボレーに移籍した目先のよさもあり、s-shohei_選手がレース後半を独走し、トップでフィニッシュを決めました。
この勝利によって、シボレーがアジア・オセアニアリージョン初となるタイトルを手にしたのです。

リストに戻る