ネイションズカップ・テストシーズン9は、1月7日から13日に渡って全6戦が行われました。日曜日の開幕戦は、新たに加わったスカイライン GT-R V・spec Ⅱ Nur (R34)を使った鈴鹿サーキットでの1戦です。ここでは、すでに5度のチャンピオンに輝く日本・JUN-_-JEEEEN選手が最高ポイントの1672ptsを獲得した他、同じ日本勢のMit_Kraft選手、poki_kocky選手、韓国のgoformula選手らがランキング上位に名を連ねました。

続く第2戦（ブルームーンベイ／Gr.3）では、第1枠のレースでポールポジションからスタートした日本・JUN-_-JEEEEN選手がまさかの12位という結果に終わり、代わって日本のkuro96GT選手が暫定首位となります。しかし状況はまだまだ波乱含み。前半3レースを終えてランキングトップ3は、rest0g選手、poki_kocky選手、Kawakana222選手と日本勢が独占する展開です。

水曜日の休催日をはさんで行われた後半の第4戦。ドラゴントレイルを舞台としたGr.4による1戦です。ここでは第1枠のレースで日本・JUN-_-JEEEEN選手がみごとなポール・トゥ・ウィンを飾り首位を奪回。2位には日本・Kawakana222選手が入ってランキングをひとつ上げました。日本勢以外では、第3戦からエントリーを開始したオーストラリア・Nik_Makozi選手が2戦続けて高ポイントを獲得し、上位入りを狙っています。

金曜日の第5戦はGr.3マシンによるマウントパノラマでの1戦。ここでは第1枠でオーストラリア・Nik_Makozi選手と日本・JUN-_-JEEEEN選手が熱いバトルを見せ、予選2位だったJUN-_-JEEEEN選手が1位のNik_Makozi選手を逆転、みごとな優勝を飾りました。いっぽう予選3位だった日本・Kawakana222選手が13位に沈んだ結果、オーストラリア・Nik_Makozi選手が1823ptsを獲得、いきなりポイントランキング2位に飛び込んできました。

迎えた最終戦の「Top24 スーパースターズ」。舞台は京都ドライビングパーク・山際+雅、マシンは日産 スカイライン GT-R V・spec Ⅱ (R32)によるワンメイクです。

決勝は、日本のkuro96GT選手、Mit_Kraft選手、JUN-_-JEEEEN選手、FD3S787選手、Kawakana222選手という順でスタート。ところがMit_Kraft選手の猛追にkuro96GT選手がポジンションを落とし、代わって7番手スタートのオーストラリア・Nik_Makozi選手と6番手スタートの日本・Brond選手が目覚ましい追い上げをみせます。結果、攻めの走りを展開した日本・Mit_Kraft選手が優勝、2位にオーストラリア・Nik_Makozi選手、3位日本・Brond選手、4位JUN-_-JEEEEN選手という順位でレースを終えました。

これによってポイントランキングも変動。オーストラリア・Nik_Makozi選手が9979ptsを獲得し、念願のネイションズカップ初優勝を成し遂げました。2位には前日の9位からジャンプアップした日本のMit_Kraft選手が飛び込み、日本・JUN-_-JEEEEN選手は3位に留まるという結果となったのです。

Point Ranking (Top10)