- ワールドファイナル
- 日本連勝! 山中 智瑛(yamado_racing38)がポイントリーダーに!
- FIA GT Championships 2018 World Finals / Nations Cup
- 2018.11.25
レース3の舞台は超高速サーキットのモンツァ・ノーシケインレイアウトによるGr.1決戦。レース2の勝利に勢いに乗る日本/山中 智瑛(yamado_racing38)アウディR18がポールポジションからハイブリッドパワーを活かし、後続を一気に引き離しにかかります。
3位スタートのオーストラリア/コディー・ニコラ・ラトコフスキー(Nik_Makozi)プジョー908が、スペイン/ホルヘ・ロペス(Williams_Coque14)プジョーL750Rのスリップストリームを使い、早くも2位へポジションをあげます。
しかし、直後のシケインで2台ともにオーバーラン。更にスペイン/ロペス(Williams_Coque14)プジョーL750Rのコース復帰に手間取り多重クラッシュが発生し、ブラジル/イゴール・フラガ(IOF_RACING17)ザウバーC9も巻き込まれ7位までポジションを落とします。
1周目からクルージング状態に日本/山中 智瑛(yamado_racing38)アウディR18にとっては願ってもみない展開が訪れました。
4周目、ブラジル/フラガ(IOF_RACING17)ザウバーC9の走りが乱れシケインをオーバーラン。さらにピットでハードタイヤを誤って選択し、翌周にミディアムタイヤを選択するべく2度のピット作業を行う事態に。
5周目、序盤の混乱で3位にポジションを上げていたハンガリー/パトリック・ブラジャン(TRL_Fuvaros)アウディVGT Gr.1が、グラベルに足元をすくわれ単独スピンを喫し一気に15位までポジションを落とします。
2位を走行するオーストラリア/ラトコフスキー(Nik_Makozi)プジョー908を追い詰めたいドイツ/ミカイル・ヒザル(TRL_LIGHTNING)日産R92CPでしたが届かず3位。しかし両者ともに着実にポイントを稼いでいきます。
ピット戦略のミスも響いたブラジル/フラガ(IOF_RACING17)ザウバーC9は10位でレースを終え、いよいよワールドファイナルのタイトルに黄色信号が点灯しました。
日本/山中 智瑛(yamado_racing38)アウディR18にとっては、1周目に発生した2位以下の混乱もあり、自らのペースで走るだけのイージーな展開のレースで2連勝を飾りました。そして遂にフラガに8ポイント差を付けてポイントリーダーに躍り出る事に成功しました。