テストシーズン8は、2017年12月24日（日）から2018年1月6日（土）にかけて、全10戦が行われました。そのうち4戦のポイントで勝負が決まります。

シーズンは、京都ドライビングパークの新しいレイアウト「山際+雅」を舞台としたGr.3レースで幕を開けました。ここでは日本のBrond選手、lambor-gallardo選手、Noway34選手らが好走し、初日のランキング上位に名前を刻みます。

以降の序盤戦は、Brond選手（日本）が連日のエントリーで勝利を重ね、ランキング首位をキープ、いっぽう同じ日本のJUN-_-JEEEEN選手が、6度目のシリーズチャンピオンを狙ってそれを追う展開となります。前半5戦を終えてBrond選手が7182pts、JUN-_-JEEEEN選手は6767ptsを得てその差は415ptsです。なお、その後にはオーストラリアの強豪Nik_Makozi選手（6451pts）、日本のCreated_by_Doll選手（5628pts）、同じく日本のL-Shooter_RB26選手（5497pts）らが続きますが、今回は2週間に渡るシーズンのため、まだまだ予断を許しません。

ランキングが動いたのが次の第6戦、スズキ スイフトスポーツを用いた京都ドライビングパーク・山際での戦いでした。2017年最後の戦いとなったこのラウンドでは、第3戦からエントリーを開始した日本・L-Shooter_RB26選手が第2枠のレースで2位に入り、有効ポイント7380ptsとしてBrond選手を逆転、暫定首位に飛び込んだのです。

日本・L-Shooter_RB26選手の王座は続く第7戦、8戦でも揺るがず、このまま最終戦の「Top24 スーパースターズ」にもつれ込むかと思われました。ところが同選手は9戦、そして「Top24 スーパースターズ」の開催ラウンドでもある10戦を欠場したため、惜しくも優勝争いから消えることに。また最多王者の日本・JUN-_-JEEEEN選手も第6戦以降をスキップしたため、6度目のチャンピオン達成は先送りされる展開となりました。

ポルシェ ケイマンGT4によるワンメイクとなった第10戦はインテルラゴスが舞台。頂点の争いである「Top24 スーパースターズ」には、Brond選手、kazunokota選手、s-o16com選手、legacy0193選手ら日本勢に加えて、香港・saika159-選手、オーストラリア・Nik_Makozi選手らがエントリーしました。

決勝では予選のトップ3を占めたBrond選手、kazunokota選手、s-o16com選手が互いに譲らぬみごとな走りを見せ、そのポジションのままゴール。いっぽう予選4、5、6位につけた日本勢のmish12calsonic選手、FD3S787選手、yushun3984選手は順位を守れず、代わって予選7、8、9位だった日本・legacy0193選手、香港・saika159-選手、日本・s-shohei_選手が決勝の4、5、6位に飛び込みました。

その結果シリーズチャンピオンには日本・Brond選手が返り咲き、2位には日本・legacy0193選手、3位には日本・toybubu1205選手が入賞する結果に。Brond選手の総合優勝はテストシーズン5に次いで2度目、また日本勢以外では、オーストラリアのthestig-13選手が7位、インドネシアのmfrayyan選手が8位に入る結果となったのです。なおBrond選手は本シーズンのマニュファクチャラーシリーズでも優勝し、ダブルタイトルを獲得しています。

Point Ranking (Top10)