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MANUFACTURER SERIES
大波乱のTop24。BMWが表彰台を独占し、W-4MtcA選手が初のシリーズチャンプに!
テストシーズン18 オーバービュー
2018.03.22

マニュファクチャラーシリーズ、18度目のテストシーズンは、3月11日から17日に渡って、全6戦が行われました。

日曜日の第1戦は、ブランズハッチ GPでのGR.3マシンによる戦い。人気コースでの1戦は各マニュファクチャラー入り乱れるものとなりましたが、BMWを駆るArrow21CG選手やフォルクスワーゲンのAkagi_1942mi選手、ヒュンダイのox14445選手らが高ポイントを獲得し、名前をランキング上位に刻みます。

続く第2戦は、ニュルブルクリンク GPを舞台としたGR.4マシンによる1戦。ここではアストンマーティンのKawakana222選手が最高ポイントを獲得。またBMW勢も健闘し、anchovy_sand選手、Arrow21CG選手らが高ポイントを獲得しました。

火曜日の第3戦。風光明媚なドラゴントレイルでのGR.3マシンによるレースです。ハイスピードの勝負となった1戦で最高ポイントを獲得したのはフェラーリのs-shohei_選手。加えてアストンマーティンのfd3sr20b0654選手も高ポイントを獲得しました。しかし前半3戦を消化した時点でのポイントランキングではBMW勢が上位を占め、Arrow21CG選手、anchovy_sand選手、W-4MtcA選手、Leafa_12選手の順でトップ4を独占する構図となりました。

休催日をはさんで木曜日の第4戦。東京エクスプレスウェイの中央ルート外回りを使ったGR.4マシンによる戦いです。オーバーテイクの難しいステージでは好調のアストンマーティン・fd3sr20b0654選手が見事なポール・トゥ・ウィンを飾り最高ポイントを獲得、ポイントランキングでも2位に浮上してきました。アストンマーティンではy_nuno2702選手も高ポイントを獲得しましたが、合計ポイントが足らずランキングの上位進出はなりません。

ランキング上位勢の激しい戦いとなったのが、金曜日の第5戦です。レイク・マジョーレ 西レイアウトを舞台にしたGR.3の戦い。アップダウンを伴う高速コースでは、アストンマーティン・fd3sr20b0654選手が前戦に続き最高ポイントを獲得、またBMW・Leafa_12選手、フォルクスワーゲン・Akagi_1942mi選手らも健闘しましたが、第2枠で2位に入ったアストンマーティン・Kawakana222選手が有効ポイントを伸ばし、ポイントランキングの首位に立ちました。

波乱のうちに迎えた土曜日の最終レース。舞台はモンツァ、GR.4マシンによる戦いです。第3枠のTop24スーパースターズには上位勢がこぞって参加し、一発逆転の勝利をめざします。

予選ではフェラーリ・s-shohei_選手がベストタイムを奪いましたが、決勝レースではライバルに押され、ポジションを落としてしまいます。代わって2番手スタートのBMW・W-4MtcA選手が真価を発揮、見事な走りを見せて優勝をもぎ取りました。2位にもBMWのAyrton__SENNA__選手、3位にもBMW・Arrow21CG選手が入り、表彰台をBMWが独占することに。ポイントランキングもBMWが1位2位を占め、W-4MtcA選手がシリーズチャンピオンに輝きました。

RANK DRIVER DR SR RD.1 RD.2 RD.3 RD.4 RD.5 RD.6 TOTAL
1 BMW W-4MtcA S S 1782 1869 1928 1853 - 11507 15304
2 BMW Arrow21CG S S 2206 2103 1725 1624 1433 10680 14989
3 フェラーリ s-shohei_ S S - 2138 2290 1744 1886 10266 14694
4 BMW Ayrton__SENNA__ S S - - 1150 1526 2031 11093 14650
5 アストンマーティン Kawakana222 S S - 2390 2169 - 2004 9853 14412
6 BMW anchovy_sand S S 1513 2264 2048 - 1650 9026 13338
7 アストンマーティン y_nuno2702 S S - - 1807 1962 0 9440 13209
8 メルセデス・ベンツ Nik_Makozi S S 1984 - - - 1992 7786 11762
9 アストンマーティン rest0g S S - 1468 1084 1549 1684 8200 11433
10 BMW yokado-117117 S S - 1168 1380 - - 8613 11161

Top 24 スーパースターズ・レビュー

多くの上位陣がBMWで参戦するなか、テストシーズン通してフェラーリへの忠誠心が強いs-shohei_選手が勝利を誓い、ポールポジションからスタート。舞台がモンツァともなれば、その勝利への思いはさらに強いでしょう。

しかし、その思いは早々に打ち砕かれました。BMW・W-4MtcA選手が2周目のホームストレートでスリップストリームに入り、あっさりとs-shohei_選手をパス。
s-shohei_選手はBMW勢のなかに埋もれていき、4周目にはアストンマーティンのKawakana222選手にもパスされ、4位までポジションを落とします。

BMW勢に囲まれながらも2位を好走していたKawakana222選手でしたが、5周目にコースオフ。辛うじて2位を死守するも2ストップ作戦が裏目に出て中団に沈みます。

2位以下を引き離していたW-4MtcA選手でしたが、残り2周となった15周目に、Ayrton__SENNA__選手が背後にピタリとつけます。

しかしW-4MtcA選手の手堅い走りに阻まれ、トップを奪うまでには至りません。
ここモンツァの表彰台をBMWが独占する完全勝利で、シリーズタイトルをBMW・W-4MtcA選手が獲得しました。

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