レース2はドラゴントレイルサーキット・シーサイドiiを舞台にGr.3クラスの車両で争われました。ポールポジションはドイツ/ミカイル・ヒザル(TRL_LIGHTNING)F-type Gr.3。レース1に続き2連勝への期待がかかります。

スタートで唯一ソフトタイヤを選択したフランス/ピエール・ルノアール(RC_Snake91)4C Gr.3がイタリア/ジョルジオ・マンガーノ(Giorgio_57)GT-R GT3をパスし2位へポジションを上げます。
しかし、ソフトタイヤのマージンを使い切りイタリア/マンガーノ(Giorgio_57)GT-R GT3に再び2位の座を明け渡します。

ドイツ/ヒザル(TRL_LIGHTNING)F-type Gr.3がスタート直後から2位以下を引き離しにかかりますが、イタリア/マンガーノ(Giorgio_57)GT-R GT3の強烈なプレッシャーに耐え切れずターン6でオーバーラン。順位こそ入れ替わないものの、その差が縮まっていきます。

レース序盤では見せ場を作ったフランス/ルノアール(RC_Snake91)4C Gr.3でしたが、上位陣のタイヤ戦略は一枚上手で5位にポジションを落とします。

全車タイヤ交換を済ませた段階で、1位ドイツ/ヒザル(TRL_LIGHTNING)F-type Gr.3、2位イタリア/マンガーノ(Giorgio_57)GT-R GT3、3位イギリス/アダム・サスウィロー(GTP_Aderrrm)M6 GT3の順。レース1では低迷し5位という結果に終わったイギリス/サスウィロー(GTP_Aderrrm)ですが、レース2では着実に上位争いに食い込んできました。

イタリア/マンガーノ(Giorgio_57)GT-R GT3の追い上げに対して、ドイツ/ヒザル(TRL_LIGHTNING)F-type Gr.3もスパートをかけます。しかし、両者ともに最終スティントでソフトタイヤに交換していた為、過度なペースアップはタイヤを傷めます。

タイヤをセーブするマンガーノに対して、スパートをかけるヒザル。ヒザルは最後までタイヤを持たす事に成功しました。
トップを守り抜く事に成功したドイツ/ヒザル(TRL_LIGHTNING)F-type Gr.3がレース1に続き勝利。ドイツ/ヒザル(TRL_LIGHTNING)はリージョンファイナルとしては初の2連勝を達成し最終戦を迎えます。