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NATIONS CUP
的を絞った参戦が奏功。日本・Kawakana222選手が初のシリーズチャンピオンに!
テストシーズン20 オーバービュー
2018.04.05

国・地域ごとの勝利を争うネイションズカップ。20回目のテストシーズンは3月25日から31日にかけて、全6戦が行われました。

日曜日の開幕戦は、東京エクスプレスウェイ・東ルート 内回りを使ったマツダ アテンザ GR.3 ロードカーによるワンメイクの争い。都心を駆け抜ける超高速バトルは、日本のyou143298選手、GReeeeN-eno0110選手が高ポイントを獲得、これにオーストラリアのBrocky05選手が続く展開となりました。

月曜日の第2戦はレイク・マジョーレ・サーキットが舞台。GR.4マシンによる1戦です。高低差の厳しいハイスピードコースでの戦いでは、日本のRuri314-選手、Kawakana222選手、CLS63AMG-sc選手らが高ポイントを獲得。ポイントランキングでは、2190ptsを獲得した日本・kyuta選手が暫定首位に立ちます。

火曜日の第3戦の舞台は鈴鹿サーキット 東コース。トヨタ 86 GRMNによるワンメイクです。高度なテクニックが求められるショートコースでの1戦は、引き続き日本勢が活躍。Arrow21CG選手やs-shohei_選手らがポイントを伸ばしましたが、総合ポイントではkyuta選手に届かず、首位の座は変わりません。いっぽうランキング2位には、オーストラリアの強豪、Nik_Makozi選手が浮上してきました。

水曜日のオフをはさんで木曜日の第4戦。トップカテゴリーのGR.1マシンを使ったモンツァでの超高速バトルです。繊細なマシンコントロール能力が問われるこの戦いでは、日本のs-shohei_選手、CLS63AMG-sc選手らが高ポイントを獲得。この結果、総合ポイントランキングでもCLS63AMG-sc選手がkyuta選手を逆転し、首位に立ちました。Kyuta選手は2位に、3位にはyou143298選手が付ける展開です。

金曜日のウィークエンドレースはインテルラゴスでのGR.3マシンの戦い。南米を代表するテクニカルコースの戦いでは、第2戦以来のエントリーとなった日本・Kawakana222選手が2303ptsを獲得しますが、累計ポイントが足らずランキングでは17位に。いっぽうランキング上位のs-shohei_選手、CLS63AMG-sc選手らも高ポイントを獲得した結果、kyuta選手が3位に落ち、s-shohei_選手が2位に浮かび上がりました。

こうして迎えた最終レース。長いストレートを持つドラゴントレイルでのGR.4マシンによる決戦です。いつも通りTop24スーパースターズは第3枠に設定。上位勢がそろってエントリーしました。

決勝レースでは、ポールポジションからスタートした日本・kuro96GT選手が順位を落とす一方、2番手スタートのKawakana222選手が健闘。いっぽうランキング首位のCLS63AMG-sc選手やRuri314-選手も果敢な走りを披露します。結局、Kawakana222選手が追いすがるRuri314-選手を振り切りゴール。自身初となるシリーズチャンピオンの座を獲得しました。

※今シーズンはアップデート1.15に伴い、Thrustmaster®T500RSが使用できなくなる不具合が発生し、このステアリングコントローラをお使いのプレイヤーの皆様にご迷惑をおかけいたしました。深くお詫び申し上げます。

RANK DRIVER DR SR RD.1 RD.2 RD.3 RD.4 RD.5 RD.6 TOTAL
1 日本 Kawakana222 S S - 2312 - - 2303 11468 16083
2 日本 Ruri314- S S - 2389 - - 1791 11056 15236
3 日本 CLS63AMG-sc S S 662 2263 1852 1957 2099 10644 15006
4 日本 kyuta S S 1602 2190 1598 1902 1730 10233 14325
5 日本 toybubu1205 S S - 1005 1358 1739 1792 9821 13352
6 日本 k24a_cm2 S S 1613 1199 1941 1243 1832 9409 13182
7 日本 Leafa_12 S S - 2137 - - 1767 8998 12902
8 日本 n76w83 S S 1351 1825 - 1630 1919 8174 11918
9 日本 you143298 S S 1803 1886 864 1848 - 7763 11497
10 オーストラリア Nik_Makozi S S 1609 1836 1725 1560 895 7351 10912

Top 24 スーパースターズ・レビュー

シリーズランキング首位で最終戦を迎えた日本・CLS63AMG-sc選手が、予選で4番手に沈むという展開で始まった今季のTop 24。対照的に初のシリーズタイトル獲得に向け、並々ならぬ意気込みなのが日本・Kawakana222選手。参戦回数を絞って最終戦に挑み、決勝は2番手からのスタートです。

スタート直後、ターン2でシリーズランキング首位のCLS63AMG-sc選手が前走車との追突を回避するためにコースオフし、8位までポジションダウンします。しかしヘヴィー級の上位勢と比較して軽量な86 GR.4だけに、後半の巻き返しに期待がかかります。

いっぽうスタートからトップを走行していた日本・kuro96GT選手は2周目からペースが乱れ始め、トップをあけ渡してしまいます。その後、一時的にトップを走行したヴェイロン GR.4のペースも落ち始め、5周目にKawakana222選手がついにトップに躍り出ました。
9周目、Topを走るKawakana222選手を始めとした多くの選手がピット作業に入るも、大きく順位は変わらず。

レース序盤に、ヴェイロン GR.4をいち早くパスすることでレースの流れを掴んだKawakana222選手、ついにトップでフィニッシュ。同時に日本・Kawakana222選手がテストシーズン20のネイションズカップのタイトル獲得しました。

シーズン20を迎えたテストシーズンの猛者の中でも、常に最終戦までシリーズ争いに加わりながらタイトルを獲得することができなかったKawakana222選手自身にとっても待望の嬉しい初タイトルです。今後の活躍にも期待せずにはいられません。

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