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NATIONS CUP
一度も首位を譲らぬ貫録の走り。日本・CLS63AMG-sc選手がシーズン2連覇を達成!
テストシーズン22 オーバービュー
2018.04.19

ネイションズカップの22季目のテストシーズンは、4月8日から14日にかけて、全6戦が行われました。

開幕戦の舞台はレイクマジョーレ GP。GR.4マシンによる1戦。高低差のあるダイナミックなコースでの戦いは、前シーズンの王者、日本のCLS63AMG-sc選手が第2枠で最高ポイントを獲得、快調なスタートを切りました。2位には同じく日本のs-shohei_選手、3位にはB-29RACING選手が付けています。

第2戦はブランズハッチのショートコース、インディを使ったマツダ RX-7によるワンメイクレースです。ここでは日本・Akagi_1942miが勝利し最高ポイントを獲得しましたが、合計ポイントでは2位のCLS63AMG-sc選手が上回り、首位をキープします。

火曜日の第3戦は高速ステージ、モンツァ。マシンはGR.3です。ここではCLS63AMG-sc選手が2勝目を挙げて再び最高ポイントを獲得、いっぽう日本のyou143298選手やs-shohei_選手も好成績でしたが、通算ポイントでは上位を脅かすには至りません。ランキング2位はB-29RACING選手、3位にはtoybubu1205選手が浮上します。

水曜日の休催日をはさんで木曜日の第4戦。日本のベンチマークサーキット、筑波での日産 スカイライン GT-Rによるワンメイクです。奥深いテクニカルコースの戦いは、日本のDauble-Weapon選手、BMRksp選手らが健闘したものの総合ポイントで勢いを欠き、ランキング上位入りは果たせません。

ウィークエンドの戦い、金曜日の第5戦。舞台は鈴鹿サーキット、マシンはGR.4です。日本のサーキットの連戦となったここでは、第2枠で3位スタートだったCLS63AMG-sc選手が再び勝利して最高ポイントを獲得。2位には日本・blackbeauty-79選手が入りましたが累積ポイントがなくランキング上位入りはならず。いっぽう3位に入った日本・BMRksp選手がランキング6位へ浮上してきました。

こうした形勢で迎えた土曜日の最終決戦。舞台はニュルブルクリンク GP、マシンは日本のスーパーGT、GT500クラスを戦うGR.2です。いつも通りTop24スーパースターズは第3枠に設定されました。

Top24の予選では、王者CLS63AMG-sc選手がトップタイムをマークし、好調さをうかがわせます。しかし決勝が始まると3番手からスタートしたオーストラリアの常勝、Nik_Makozi選手が鋭い走りを見せ、ポジションアップを果たします。さらには6番手スタートのAkagi_1942mi選手もじわじわとポジションを上げて、首位を狙う勢い。

結局、Top24ではオーストラリア・Nik_Makozi選手が執念の走りで優勝、2位にはAkagi_1942mi選手が入り、CLS63AMG-sc選手は3位に留まりました。しかしポイントランキングでは2戦のみのエントリーだったNik_Makozi選手は7位に留まり、Akagi_1942mi選手も僅差で2位に。結局、わずか140pts差で、前戦のチャンピオン、日本・CLS63AMG-scが、一度も首位を譲らず2度目の王座に就いたのです。

RANK DRIVER DR SR RD.1 RD.2 RD.3 RD.4 RD.5 RD.6 TOTAL
1 日本 CLS63AMG-sc S S 2446 2022 2217 1772 2381 8154 12981
2 日本 Akagi_1942mi S S 2174 2103 1610 1434 2011 8564 12841
3 日本 TOMMYKAIRA_R32 S S - 1992 - 1766 1984 7744 11720
4 日本 Kawakana222 S S 2223 - 1955 1214 - 7333 11511
5 日本 toybubu1205 S S 2038 1903 1970 1890 1455 6923 10931
6 日本 s-shohei_ S S 2310 0 2071 1545 1799 6513 10894
7 オーストラリア Nik_Makozi S S 1656 - - - - 8975 10631
8 日本 you143298 S S 2011 356 2093 1536 - 5692 9796
9 日本 rest0g S S 1419 1881 1507 - 998 6102 9490
10 日本 BMRksp S S - 1665 736 2008 2116 5282 9406

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