テストシーズン7は、12月17日から23日にかけて全6戦が開催されました。ネイションズカップ同様「Top 24スーパースターズ」枠が導入され、最終戦にはトッププレイヤーのみがマッチングされる特別なレースが用意されます。より多くのポイントが獲得できるため、最終戦での大逆転に注目が集まります。

日曜日の第1戦はインテルラゴスでのGr.3マシンによる戦い。ここではホンダのs-shohei_選手やダッジ・Kawakana222選手、シトロエン・m2vsmario選手らが好成績をあげてランキングトップ3を占めました。

続く第2戦はGr.3マシンによる京都ドライビングパーク・山際での1戦。このレースではホンダ・s-shohei_選手がダッジ・Kawakana222選手に勝利してポイントを伸ばす一方、ルノー・スポールのBrond選手も高ポイントを獲得してランキング2位に飛び込みます。前半3戦を終えてトップに立ったのは3戦2勝と波に乗るルノー・スポール・Brond選手。2位はホンダ・s-shohei_選手、3位はプジョー・PVR103_612選手という展開です。

木曜日の第4戦は鈴鹿サーキットを舞台としたGr.4マシンによるレース。ここではルノー・スポールのBrond選手が同じルノー・スポールのJUN-_-JEEEEN選手、L-Shooter_RB26に敗れたものの、1842ptsを獲得して首位をキープ。ホンダ・s-shohei_選手は優勝しましたが獲得ポイントが1408ptsに留まり、逆転を逃しました。3位にはプジョー・PVR103_612選手、4位にはルノー・スポール・sirvia選手が付けています。

ニュルブルクリンクGPで行われたGr.3マシンによる第5戦。ここでは第3戦からエントリーを開始したルノー・スポールのL-Shooter_RB26、JUN-_-JEEEENの両選手の活躍が光りました。第2枠に参戦したL-Shooter_RB26選手は1942ptsを獲得してランキング首位にジャンプアップ、JUN-_-JEEEEN選手は同じレースで5位にとどまったものの、Brond選手に次ぐランキング3位に食い込んだのです。ホンダ・s-shohei_選手は4位に転落しましたが3位とのポイント差はわずか246pts。最終戦の展開次第ではまだまだ逆転があり得ます。

迎えた土曜日の最終戦。ドラゴントレイルを舞台としたGr.4マシンのレースです。第3枠に設定された「Top 24スーパースターズ」にはアストンマーティン・fujio4jd選手、ルノー・スポール・L-Shooter_RB26選手、トヨタ・Dauble-Weapon選手、ホンダ・s-shohei_選手らがエントリーしました。いっぽうルノー・スポールのJUN-_-JEEEEN選手はこの枠にエントリーしなかったため、シリーズ優勝は絶望的な展開です。

レースはポールスタートのアストンマーティン（fujio4jd選手）をルノー・スポール（L-Shooter_RB26選手）が追うという展開でスタート。ところが、ルノー・スポール・L-Shooter_RB26選手がまさかのリタイアを喫してノーポイントに。勝利はアストンマーティン・fujio4jd選手のものとなりましたが、総合ポイントでホンダ・s-shohei_選手が上回り、同選手は念願のシリーズ初優勝を成し遂げました。今回はトップ10のマニュファクチャラーがすべて異なるという激戦ぶり。今後のさらなる盛り上がりが期待される1戦となったといえるでしょう。

Point Ranking (Top10)