ビジョンGTの幕開け「メルセデス・ベンツAMG ビジョン グランツーリスモ」を公開
2013年11月19日(現地時間)、メルセデス・ベンツは、アメリカ・サンノゼ郊外にあるリサーチ&デベロップメントセンターで、「ビジョン・グランツーリスモ」の幕開けを飾る最初のモデル「メルセデス・ベンツAMG ビジョン・グランツーリスモ」を初公開しました。アンヴェイルの場には『グランツーリスモ』シリーズ・プロデューサー山内一典も同席、喜びをメルセデス・ベンツ・ビジョングランツーリスモの関係者と分かち合いました。同車はこの後、すみやかにLAに移動し、ロサンゼルス・オートショーのメルセデス・ベンツブースにも展示される予定です。
「グランツーリスモ」とのコラボレーションのために、メルセデス・ベンツが作り上げたのは、官能的な曲線で構成されたガルウイングスポーツカー。デザインチームは、「狩りをするネコ科の大型動物」をイメージし、このモデルに俊敏さと優雅さを封じ込めました。フロントグリルの形状は、1952年、過酷さで知られた第3回パンアメリカーナを制した300SLがモチーフ。ただし今回のクルマのグリルはLEDで構成されており、それ自体を発光させることができます。
官能的な曲線と力強く隆起したフェンダーが特徴的なボディは、メルセデスが伝統とするスポーツカーのプロポーションを踏襲。ボンネットやリアハッチはリリース金具で固定されており、コンペティションへのオマージュも盛り込まれています。リアエンドには、可動式のリアウイングを装備。シャシーはアルミスペースフレームとカーボンコンポジットの組み合わせで、現代のスポーツカーとしては異例なまでに軽い、1,385kgを実現しています。
長いエンジンフードの下に収まるのは、AMGが磨き上げた5.5リッターV8ツインターボエンジン。そのパワーは430kW(585ps)に達し、2,000回転から4,500回転に渡って800Nmという分厚いトルクを発揮します。超軽量ボディとも相まって、パワーウェイトレシオは2.37kg/psを達成。AMGのサウンドデザイナーが調律した美しいエグゾーストノートは、リアのライトに統合された8本の独立したテールパイプから放たれ、置き去りにするライバルに鮮烈な印象を残します。
「ビジョン・グランツーリスモ」の幕開けを飾るこの革新的な1台は、12月5日に発売される『グランツーリスモ6』にてご試乗いただけます(※)。メルセデス・ベンツが指し示すスポーツカーの未来を、体感してください。
世界中のリーディングブランドが、「グランツーリスモ」とそのファンに向けてコンセプトカーを開発するプロジェクト「ビジョン・グランツーリスモ」。今後も意欲的なモデルが続々と登場する予定です。ご期待ください。
※ネットワークに接続されたPlayStation®3にて『グランツーリスモ6』をオンラインアップデートすることにより、利用可能になります。
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