ワールドシリーズ

ワールドファイナル - ネイションズカップ ドライバーズコメント

オランダ・アムステルダム(2024年12月8日)- 「グランツーリスモ ワールドシリーズ」を締めくくる一戦、ワールドファイナル - アムステルダムは前日のマニュファクチャラーズカップに続いてネイションズカップが行われ、宮園 拓真選手が優勝、2度目となる世界王者の称号を得る結果となりました。

ワールドファイナル - アムステルダム 特設サイト
https://www.gran-turismo.com/world/gt7/events/gtws2024/worldfinals

ワールドファイナル - アムステルダム 結果速報
https://www.gran-turismo.com/world/gt7/news/00_8723565.html

レース後の各選手のコメントは以下。

宮園 拓真

決勝レース 1位 / 年間ランキング 1

今回やっと4年振りにネイションズカップのチャンピオンを獲ることが出来ました。1レース目苦戦した中で3位という順位で終われたこと、2レース目もうちょっと上に行ければよかったですが、結果的に順位をキープできたこと、それが優勝につながったのかと思います。
今年特に速さをみせていたのがキリアン、カイ、ホセ、あとヴァレリオ。決勝ではそのあたりの選手がライバルになると考えていて、実際速さは拮抗していたと思うんですよ。そんな中でもちょっと戦略をうまく機能させることが出来たのが勝因じゃないかと思います。ミディアム、ハード、ソフトという作戦はある程度決めていました。最初ピットに入った時に燃料を結構セーブできていたので、ハードを選んでも逆にソフトを選んでも大差はなかった、ただハードを選んで結果的に凄く前に出れたので、その瞬間勝てるかもしれないと思いました。最後のドッティンガーでは燃料がぎりぎりで苦しかったのだけれど、カイも燃料がなかった。
前回のチャンピオンはコロナ禍でのオンライン開催ということで自宅でのお祝いだったのですけれど、今回は大勢のお客さんがいる前で優勝できて凄くうれしく思っています。4年前とは比べ物にならないくらいたくさんの方が応援してくれたり、家族もみてくれていますし、友達だったり職場の方々もみんなみてくれている、そんな中で優勝することが出来て本当にうれしいです。
去年からレースに出ていたのですけれど、来年は一歩ステップアップして日本のスーパー耐久とNLS(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)に出場するべく活動しています。社員ドライバーとして活動してゆくということが僕の次の目標なので、今後はその目標に向かって頑張りつつもグランツーリスモの活動も続けていければと思います。

去年からレースに出ていたのですけれど、来年は一歩ステップアップして日本のスーパー耐久とNLS(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)に出場するべく活動しています。社員ドライバーとして活動してゆくということが僕の次の目標なので、今後はその目標に向かって頑張りつつもグランツーリスモの活動も続けていければと思います。

キリアン・ドルモン

決勝レース 2位 / 年間ランキング 2

8番手からのスタートは厳しいものだったので、序盤からポジションを上げるために何らかの手を打つ必要がありました。クルマの感触はすごく良くて5番手まで上がることができましたが、そのあと佐々木に抜かれてしまいました。でもあまり無理はしたくありませんでした。レース2はとても良かったと思います。戦略も良かったし、ソフトでポジションを上げられるとわかっていたので、ミディアムでスタートしたのも正解でした。決勝では、他のドライバーたち全員が私のスリップストリームをうまく利用していたので苦戦しましたが、最終的には素晴らしい結末を迎えることができました。

ホセ・セラーノ

決勝レース 6位 / 年間ランキング 3

今シーズンの自分のパフォーマンスには、全体的に満足しています。ここでまた不運に見舞われましたが、2025年に向けてのモチベーションは高いのでベストを尽くします。

表彰台を獲得した選手によるレース後の記者会見(THE EXTRA LAP)は、以下のリンクからお楽しみいただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=ZpAkoq90qB0&t=10557

ヴァレリオ・ガロ

決勝レース 4位 / 年間ランキング 4

とにかく悔しいけれど、他の選手たち、特に2度目の世界チャンピオンになった拓真、そしてキリアンとホセを祝福したいと思います。レースを観戦してくれたすべての方たちに、感謝の気持ちを伝えたいです。また来年、皆さんに会えるのを楽しみにしています。

カイ・デ・ブラン

決勝レース 3位 / 年間ランキング 5

最終レースではミディアムでスタートし、キリアンのスリップストリームに入って燃料をセーブしました。ソフトに交換してからはさらに燃料をセーブできたし、最後のタイヤ交換のあとはキリアンと後続ドライバーたちに3秒の差をつけていましたが、攻めすぎて燃料を使い切ってしまい、それが敗因となりました。それでも最終戦はうまくいったと思うし、自分のパフォーマンスにも満足しています。

佐々木 拓眞

決勝レース 5位 / 年間ランキング 6

今回はネイションズカップレース1, 2, 3とあって僕はすべて少し悔しいレースではあったんですけれど、できることはすべてやれたのでそこは悔いはないかなと思います。

コケ・ロペス

決勝レース 9位 / 年間ランキング 7

本当は想定外だったと言いたいところですが、実際はそうではありません。マニュファクチャラーズカップのために全精力を注いでいましたから。練習期間は1週間しかなかったし、チームメイトたちに頼ってもらっていたので、ネイションズカップよりも優先せざるを得ませんでした。結局、自分の走りができませんでした。こんな形で終わるのは不本意ですが、来シーズンは99%ここにいないので、別れを告げるいい機会かもしれません。長年にわたってサポートしてくれた皆さんに、心から感謝の気持ちを伝えたいです。

アンゲル・イノストローザ

決勝レース 7位 / 年間ランキング 8

最初のレースは思い通りにいきませんでしたが、レース2では自分のペースがつかめました。そして最終レースは…全力は尽くしたつもりです。燃料はもっとセーブすべきだったとは思いますが。最終的な順位には不満はありません。フルタイムの仕事をしていたので、練習する時間が限られていましたから。世界のトップ12に入ることができて嬉しいです。

ガイ・バーバラ

決勝レース 8位 / 年間ランキング 9

レース1の1周目のアクシデントでは、避け切れずにカレンに接触してしまいとても残念でした。その時点で私のレースは終わってしまいましたから。レース2では後方からスタートし、他のドライバーのミスのおかげもあり、第1コーナーでいくつかポジションを上げることができました。11番手でピットアウトするまで、ペースはとても良かったと思います。決勝はかなり良い内容でした。ハードでスタートしたのは私だけだったので、1周目はただ耐えること、速いタイヤを装着している後続車に先行を許すこと、そしてあまりタイムを落とさないようにすることに集中しました。2周目にミディアムタイヤに交換し、タイヤが摩耗するまではペースも問題ありませんでした。ソフトに替えるとペースはすごく良くなりました。家でかなり練習を積んだので自信はありましたが、2025年はもっと良い結果を出せると思うので、 表彰台に上がるために課題に取り組みます。

アドリアーノ・カラッツァ

決勝レース 10位 / 年間ランキング 10

今日のレース2はかなりの激戦でした。レース1では何とかポイントを獲得できましたが、レース2は思うような結果にはなりませんでした。決勝では8番手からスタートしましたが、私の戦略はあまりうまくいきませんでした。燃料をセーブしすぎました。結果的に順位を下げてしまったので、2周はハードを使用すべきだったと思います。

ロベルト・ヘック

決勝レース 11位 / 年間ランキング 11

予選順位は良かったのですが、残念ながらレース1のターン1でちょっとしたミスをしてしまい、大幅にタイムロスしてしまいました。レース2では上位で戦えるだけの力があったのに、スタートで出遅れてクラッシュ。そして最終レースでは、また思わぬアクシデントで大きくタイムロスしてしまいました。良い結果を残したかったのですが、それほど落胆していません。

カレン・ローチ

決勝レース 12位 / 年間ランキング 12

正直なところ、今日の出来はかなり悪かったけれど、マニュファクチャラーズカップにすべての練習時間を費やしていたので、なんとなく予想はしていました。スプリントレースは2戦とも1周目に脱落してしまったので、決勝への弾みもつきませんでした。もともとX2019はあまり好みではないし、これからもそれは変わらないと思います。

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