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TGR GT Cup 2024 予選 ラウンド 7、8月25日(日)に開催!

TOYOTA GAZOO Racing GT Cup 2024のオンライン予選 ラウンド 7が、8月25日(日)に開催されます。

今ラウンドで使用されるクルマおよびコースは、下記のとおりです。

車種 レクサス RC F GT3 '17
スバル BRZ GT300 '21
MAZDA RX-VISION GT3 CONCEPT
ホンダ NSX Gr.3
日産 GT-R ニスモ GT3 '18
コース 富士スピードウェイ

本大会に参加すると、もれなくゲーム内で使える2024年リバリーの「GR010 HYBRID」をプレゼント!
最大9億クレジットが獲得できるポイントランキング報酬を実施!

たくさんのエントリー、お待ちしています。

レース開催時間(地区・リーグにより異なります)

開催地区 リーグ レース開催時間
アジア地区 GT1 19:00、21:00、23:00 (JST/KST) / 18:00、20:00、22:00 (CST) / 17:00、19:00、21:00 (ICT)
GT2/GT3 11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、19:00、20:00、21:00、22:00、23:00 (JST/KST) /
10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、18:00、19:00、20:00、21:00、22:00 (CST) /
9:00、10:00、11:00、12:00、13:00、17:00、18:00、19:00、20:00、21:00 (ICT)
オセアニア地区 GT1 17:00、19:00、21:00 (AEDT) / 19:00、21:00、23:00 (NZDT)
GT2/GT3 12:00、13:00、14:00、15:00、16:00、17:00、18:00、19:00、20:00、21:00 (AEDT) /
14:00、15:00、16:00、17:00、18:00、19:00、20:00、21:00、22:00、23:00 (NZDT)
欧州/中東/アフリカ地区 GT1 14:00、16:00、18:00 (UTC)
GT2/GT3 8:00、9:00、10:00、11:00、12:00、14:00、15:00、16:00、17:00、18:00 (UTC)
北米地区 GT1 16:00、18:00、20:00 (PDT)
GT2/GT3 9:00、10:00、11:00、12:00、13:00、16:00、17:00、18:00、19:00、20:00 (PDT)
中南米地区 GT1 18:00、20:00、22:00 (BRT) / 16:00、18:00、20:00 (CDT)
GT2/GT3 11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、18:00、19:00、20:00、21:00、22:00 (BRT) /
9:00、10:00、11:00、12:00、13:00、16:00、17:00、18:00、19:00、20:00 (CDT)

※開始時刻15分前からエントリーが可能になります。

そのほかレースの詳細についてはGT7/スポーツモードのページでご確認いただけます。
https://www.gran-turismo.com/world/gt7/sportmode/

使用車種の紹介

レクサス RC F GT3 '17

いち早くレクサスRC Fに取り組んだEmil Frey RacingのGT3マシン

レクサスは2015年からRC FをベースにしたマシンをVLNシリーズやスーパーGTシリーズなどで走らせてきたが、それはホモロゲーションを持たない特任車両としての参戦。そこで得た経験値を元に開発を進め、2016年秋のVLNシリーズ第9戦にRC F GT3プロトタイプを投入、特認車両のクラスであるSPXで見事に優勝を果たす。

このプロトタイプはGT3マシンでレースを戦う世界中のチームにデリバリーすることを視野に入れていたため、アマチュアがドライブしても乗りやすい基本特性であること、部品強度を高めて信頼性を高めることを大前提に開発が進められた。また各パートに徹底的な強度計算を行なって設計変更することで、マシンの軽量化と剛性の強化を実現。前後のフェンダーをはじめとする車体各部のデザインも、空力性能をさらに向上させるべく変更された。パワーユニットは市販モデルのV8DOHC5Lをベースに540 PS以上までチューンナップ。このマシンはホモロゲーションを取得、ほぼそのままの状態でレクサスRC F GT3として2017年にデビューすることとなった。

翌2017年からは、それまでRC FのGT3マシンの開発チームの1つといえるスイスのEmil Frey Racingにも供給され、欧州のGTオープン選手権に参戦。14レース中4勝を挙げて、チームランキング3位を獲得した。

スバル BRZ GT300 '21

コーナリング性能がさらに進化。スーパーGTを戦うBRZ

スバルは2012年から初代BRZでスーパーGTシリーズのGT300クラスを戦い、2016年にはチャンピオン争いを繰り広げる活躍を見せてきた。しかし、2020年秋にロードカーの2代目BRZが北米でワールドプレミアとなり、2021年から日本に導入されることになったため、2021年シーズンからはそちらをベースにした全面新開発の車両でレースを戦うことになった。

エンジン開発はSTi、車体の開発はR&Dスポーツというコンビは継続。クルマそのものは基本的な構造やEJ20型エンジンの搭載など、従来型を継承した正常進化版として開発されている。

とはいえ、エアロダイナミクスに優れた2代目BRZのボディをベースにしつつ、従来型の考え方を発展させたディテールが与えられたことで、空力性能は向上。またサードダンパーの取り付け位置を車体中心よりに変更するなど重量配分も見直され、コーナリングカーとしての性格をさらに強めている。

前年同様、井口卓人と山内英輝のコンビがドライバーを務めた2021年シーズン。BRZは8戦中4戦でポールポジションを獲得するなど目覚ましい活躍を見せ、見事シリーズチャンピオンに輝いた。全日本GT選手権時代の1997年から参戦を続けてきたスバル、初の快挙である。

MAZDA RX-VISION GT3 CONCEPT

マツダが描く夢のロータリーレーサー

MAZDA RX-VISIONは2015年の東京モーターショーで発表したコンセプトカー。デザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」にもとづき、マツダが考える最も美しいFRスポーツカーの造形に挑戦するとともに、次世代ロータリーエンジン(RE)の「SKYACTIV-R」を搭載した、マツダがいつか実現したい夢を表現したモデルだ。

多くの技術的課題を乗り越え、マツダは1967年に「コスモスポーツ」を通じてREの実用化に成功。その後も、REを量産する唯一のメーカーとして出力、燃費、耐久性などの性能向上に取り組み、1991年のル・マン24時間レースでRE車、787Bによって日本メーカーとして初めての総合優勝を成し遂げた。

MAZDA RX-VISION GT3 CONCEPTでは、ベース車が持つデザインの美しさを、レースカーとしてよりアグレッシブに表現。Gr.3クラスの要求出力から、かつての787Bエンジンコンセプトを踏襲し、最新のSKYACTIVテクノロジーでよみがえった4ローターエンジンを軽量なボディに搭載、かつてない性能を追求している。

ホンダ NSX Gr.3

初代登場から25年、満を持して登場。SH-AWD搭載の新次元スポーツカー

2005年に一旦生産終了となりながら、2012年にコンセプトカーとして登場した2代目NSX。そして2015年のデトロイトショーでは、生産型が正式にデビューした。

アメリカではアキュラ・ブランドにラインナップされる第2世代のホンダ NSXは、アルミニウムや超高強度鋼板などこの時有していた先進素材、そしてカーボンファイバーといった複合素材を用いた軽量なボディと、オールアルミ製の独立懸架サスペンションを持つ、ミッドシップのスーパーカーだ。

コックピットの背後にマウントされるパワーユニットは、ドライサンプの直噴V6ツインターボエンジンと、モーターを内蔵した9速デュアルクラッチトランスミッションで構成される。そこに前輪の左右に独立したモーターを持つツインモーターユニットを組み合わせた、電動式の4WDシステムを搭載。スポーツハイブリッドSH-AWDと呼ばれるこのシステムは、駆動力だけでなく減速力も自在に制御するトルクベクタリングを可能にしていて、それがあらゆる速度域でコーナリング時のライントレース性を高めるとされていた。

また、低速域に電動のみでの走行が可能になるモードからサーキットで極限の動力性能を引き出すためのモードまで、4段階の走行モードに切り替えられるインテグレーテッド・ダイナミックシステムも備えている。

なお、この車両はグランツーリスモがGr.3のレギュレーションに合わせて特別にチューニングしたモデルである。

日産 GT-R ニスモ GT3 '18

GT3カテゴリーを戦うために生まれたレース仕様のGT-R

日産 GT-R ニスモ GT3は、ニスモがR35型日産 GT-Rをベースに開発した、FIA GT3規定に合致する市販レーシングカーだ。

GT-RのGT3カーは2012年からカスタマーにデリバリーされているが、2015年モデルからはベース車両をGT-Rからより剛性の高い車体を持つGT-R ニスモに変更。2018年モデルからはドライサンプ化することで、エンジンを約150 mm低く搭載して低重心化を図り、さらに150 mmほど後方に下げて重量配分の最適化も進められた。

またフロントまわりの剛性も高め、前後のサスペンションやメンバーを新たに設計し直し、的確なレスポンスを示す車体を作り上げている。

エンジンルーム内のレイアウトにも変更を加え、ラジエターやインタークーラーをスムーズに空気が流れる場所へと移動したことで冷却効率もアップ。エアフローが改善したことで、高速域での走行安定性を向上させることにも成功している。