朝日新聞社が主催する大学自動車部対抗のeモータースポーツ大会「Gran Turismo College League（GT College League、GTCL）」が10月29日（日）、ジャパン モビリティショー会場で開催され、中央大学が見事大会4連覇を達成しました。

参加校は過去最多。ジャパン モビリティショーを舞台とした白熱のレース

開催4年目を迎えた2023年のGT College Leagueには、特別招待校のスタンフォード大学を含め、過去最多となる22大学が参加しました。ふたつのグループ予選、および敗者復活戦を経て、決勝レース「FINAL STAGE」には12大学チームが進出。大会3連覇中の中央大学が強さを見せるか、それとも、その牙城を崩すチームが現れるのか。決勝レースに注目が集まりました。

決勝レースは、ル・マン24時間レーシングサーキット・8周で争われました。ポールポジションからスタートした中央大学が序盤からリードを保ちますが、タイヤ戦略の違いもある中で終盤に東京電機大学が猛烈な追い上げを見せます。トップ・中央大学と2位・東京電気大学のタイム差がみるみる縮まりはじめ、ラスト一周まで目が離せない展開となりました。

迎えた最終ラップ。最後まで落ち着きを失うことなくミスのないドライビングをみせた中央大学は、なんとかそのままリードを保ちトップチェッカー。中央大学はこの勝利で、本大会開催初年度からの4連覇達成となりました。

追い上げた東京電機大学はわずかに届かなかったものの、GT College League初出場という中で堂々の2位を獲得。3位には、敗者復活戦から勝ち上がり決勝レースでも見事な走りを披露した慶應義塾大学が入りました。

GT College League 2023 決勝レースリザルト

1位　中央大学　33分09秒154
2位　東京電機大学　（+04秒396）
3位　慶應義塾大学　（+34秒132）
4位　法政大学
5位　名古屋工業大学
6位　立教大学
7位　静岡大学
8位　上智大学
9位　駒澤大学
10位　スタンフォード大学（特別招待校）
11位　東京農業大学
12位　國學院大学

※決勝レースは、出場22校によって行われた予選グループレースを勝ち上がった11大学チームとスタンフォード大学が出場

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本大会では「自動運転の社会実装に向けて」をテーマとした有識者によるトークショーも開催。内閣府プロジェクト「SIP自動運転」プログラムディレクターの葛巻 清吾氏、スタンフォード大学よりクリス・ゲルデス教授、「グランツーリスモ」シリーズ プロデューサー山内 一典を交えたパネルトークも行われました。

開催された「GT College League 2023」の予選・決勝レースの模様、そしてスペシャルトークショーは、大会公式サイトよりアーカイブ映像でもご覧いただけます。国内外大学チームによる白熱の戦いを、ぜひご覧ください。

GT College League 2023 大会公式サイト

https://www.asahi.com/ads/gtcl/

【参加大学（エントリー順）】
日本大学、慶應義塾大学、千葉工業大学、立教大学、明治大学、中央大学、法政大学、東海大学、名古屋工業大学、東京農業大学、駒澤大学、國學院大學、早稲田大学、関西大学、静岡大学、上智大学、関西学院大学、名城大学、専修大学、東京電機大学、阪南大学、スタンフォード大学（特別招待校）