8月13日、トライアルマウンテン・サーキットを舞台に開幕を迎えた「グランツーリスモ ワールドシリーズ マニュファクチャラーズカップ 2022 シリーズ | シーズン2」。

このサーキットとの相性が良い、マツダの「RX-VISION GT3 CONCEPT」駆るOA4life_選手が、Kerokkuma_ej20選手と始めとしたタイトル獲得者を相手に勝利し、開幕戦から幸先よく433ポイントを獲得します。

続くラウンド2では、シボレーのTenagaZaru_TX3選手が勝利し361ポイントを獲得。

ラウンド3では、スバルのKerokkuma_ej20選手が他を圧倒する441ポイントという高得点を獲得することに成功します。しかし、このレースの見どころは、それだけではありませんでした。次のスロットのレースにリトライをした、フォルクスワーゲンのV1_CRV-KRT86選手が意地のアンダーカット作戦を成功させて、432ポイントを獲得。
V1_CRV-KRT86選手の「ビートル Gr.3」の右フロントタイヤは、フィニッシュラインを通過するタイミングで、残量がほぼゼロという、完璧なタイヤマネージメントを完遂させた勝利でした。

勢いにのるV1_CRV-KRT86選手は、続くラウンド4でも好調を維持し勝利。417ポイントを獲得し、着実に有効ポイントを積み重ねていきます。

シーズン2の流れを完全につかんだV1_CRV-KRT86選手は、ラウンド5でKerokkuma_ej20選手やAkagi_1942mi選手をはじめとしたベテラン勢を相手に値千金のトップフィニッシュ！このレースでV1_CRV-KRT86選手が獲得した445ポイントという圧倒的な有効ポイントで、シーズン2のシリーズランキング首位の座を手堅いものとします。

一矢報いたい、トヨタのエースAkagi_1942mi選手が、ラウンド6でシーズン自己ベストの428ポイントを獲得しますが、シリーズランキング首位には届きません。

ラウンド1で大量ポイントを獲得したOA4life_選手が、ラウンド7で439ポイント、最終ラウンドで415ポイントと、終盤で有効ポイントを更新し続けますが、シーズン中盤で低迷したことが影響し、僅か5ポイント差でシリーズランキング2位となります。

シーズンを通して高い有効ポイントを獲得し続けたV1_CRV-KRT86選手が、シーズン2のタイトルをフォルクスワーゲンに捧げました。速さのために、地道なプラクティスを続けたV1_CRV-KRT86選手にとって、成果が実る素晴らしいシーズンとなり、今後のワールドシリーズでの活躍からも目が離せません。


■GTWS マニュファクチャラーズカップ - 2022 シリーズ | シーズン 2
1位／フォルクスワーゲン／CRV（V1_CRV-KRT86）／1702ポイント
2位／マツダ／OA4life_（OA4life_ ）／1697ポイント
3位／日産／VQS_HIROGRAND（HIROGRAND_1009）／1663ポイント