ポルシェの佐々木選手(SZ_TakuAn22)が後半戦で大量ポイントを獲得してオンライン予選をトップ通過!
5月8日に開幕を迎えた「グランツーリスモ ワールドシリーズ 2024 オンライン予選 - マニュファクチャラーズカップ」。
ニュルブルクリンク 24hで開催されたラウンド1は、ポールポジションからスタートしたマツダの國分選手(Akagi_1942mi)がポール・トゥ・ウィンを決め、455ポイントを獲得。昨年、日産でタイトルを獲得した國分選手ですが、マツダへの復帰早々の嬉しい勝利となりました。
インテルラゴスサーキットで行われたラウンド2では、フェラーリを手懐けたUmami_Eats01選手が2位以下に対して3秒以上もの大差をつけポール・トゥ・ウィン。この、思わぬ伏兵の登場にポルシェのエース佐々木選手(SZ_TakuAn22)は、ポイント数が伸び悩みます。
ラウンド3の舞台は、伝統のディープフォレスト・レースウェイ。
2番手スタートの國分選手が、レース中盤に首位に躍り出ると、そのままトップでフィニッシュし453ポイントを獲得します。
鈴鹿サーキットで開催されたラウンド4は、天候が目まぐるしく変化するサバイバルレースとなります。
ドライでスタートを迎えたレースでしたが、中盤に雨が降り出しトップを快走していた百戦錬磨のスバルの宮園選手(Kerokkuma_ej20)がスプーンカーブでコースアウト。このタイミングで首位に躍り出たのが佐々木選手でした。
レース終盤、再びコースはドライコンディションとなり、佐々木選手と宮園選手の争いが激化します。
ポルシェの代表権の座が危うい佐々木選手にとって、絶対に負けることが許されないレース。完璧なマシンコントロールでフィニッシュラインを通過した佐々木選手が、値千金の勝利で463ポイントを獲得。一気に流れを引き寄せます。
ラウンド5は、デイトナ・ロードコースで争われるハイスピード決戦。このレースで、ポールポジションを獲得したのは、シボレーの後藤選手(SZ_Goto259)でした。これまで、シボレーが上位争いに加わることは極めて稀でしたが、今シーズンは全地域で好成績を残しているだけに、後藤選手にとっても千載一遇のチャンスを逃すわけにはいきません。
安定して首位を走行する後藤選手でしたが、レース終盤に首位争いが激化。トヨタのレジェンド山中選手(yamado_racing38)、アウディのanchovy_sand_選手、レクサスの絶対的エース川上選手(SG_Kawakana)らの猛追を受けた後藤選手は、4位までポジションを落としてしまいます。
しかし、19周目に再び首位の座を奪還した後藤選手がそのままフィニッシュし、460ポイントを獲得しました。
富士スピードウェイで迎えた最終戦は、ランボルギーニ遣いの小高選手(OP_VELTRO)がポールポジションを獲得。ポルシェ代表の座、そしてオンライン予選シリーズタイトルの頂点を狙う佐々木選手は、2番手からのスタートです。
レース序盤は、小高選手と佐々木選手の首位争いが繰り広げられます。4周目のTGRコーナーで小高選手のインを刺した佐々木選手がトップへ浮上。その後、後続に対して2秒以上ものリードを築いた佐々木選手がそのままフィニッシュラインを通過し勝利。456ポイントを獲得した佐々木選手は、見事ポルシェ代表の座とオンライン予選シリーズのタイトルを獲得することに成功しました。
これまでのオンラインシリーズは、序盤戦でシリーズタイトルが確定する先手必勝パターンが多かっただけに、序盤戦でスランプに陥った佐々木選手の後半戦の巻き返しには、意地と気迫を感じさせるものがありました。
シリーズランキング2位は、序盤戦に大量ポイントを獲得したマツダの國分選手。
3位には、シーズンを通して安定感のある走りを披露した、アウディのanchovy_sand_選手がランクインしました。
グランツーリスモ ワールドシリーズ 2024 オンライン予選 - マニュファクチャラーズカップ
1位/ポルシェ/佐々木 拓眞 選手(SZ_TakuAn22)/1361ポイント
2位/マツダ/國分 諒汰 選手(Akagi_1942mi)/1344ポイント
3位/アウディ/anchovy_sand_ 選手(anchovy_sand_)/1342ポイント