シーズン経過
ネイションズカップのシーズン21は、4月1日から7日にかけて、全6戦が行われました。
日曜日の開幕戦は、日本の鈴鹿サーキットを舞台に、新カテゴリーであるGR.2マシンによる戦い。日本のスーパーGTの再現ともいえる1戦はやはり日本勢が強さを発揮し、CLS63AMG-sc選手が最高ポイントを獲得。さらに2位以降も、kyuta選手、s-shohei_選手と日本勢が占める格好となります。
月曜日の第2戦はブランズハッチ GP でのGR.3マシンによる1戦。ここでは日本・GoriRaichi893選手が最高ポイントを獲得、前戦ポイントと合わせてランキング3位に浮上してきました。また日本・s-shohei_選手がkyuta選手を抜いて2位に繰り上がりましたが、首位はCLS63AMG-sc選手が譲りません。
第3戦の舞台は新コース、筑波サーキット。マシンも、新たに加わったBMW M3を使ってのワンメイクレースです。コンパクトながら攻め甲斐のあるテクニカルコースでは、日本・s-shohei_が第3枠のレースで優勝。ランキング首位に踊り出ました。2枠のレースで2位となったCLS63AMG-sc選手はランキングでも2位に転落、それを日本・toybubu1205選手が追い掛ける構図となりました。
水曜日の休養を挟んで木曜日の第4戦。京都ドライビングパーク・山際でのレッドブル X2014 ジュニアによるワンメイクです。ここでは第2枠のレースでCLS63AMG-sc選手がみごとな走りを見せ優勝、ランキング首位に返り咲きました。s-shohei_選手は第3枠で2位に甘んじたため、177pts差で2位にポジションを落とします。
金曜日のウィークエンドレース。ニュルブルクリンクGPでのGR.4マシンによる1戦です。ここでは注目のCLS63AMG-sc選手が第2枠で4位に終りますが、総合ポイントで首位に踏みとどまりました。いっぽうs-shohei_選手はこのレースを欠場。しかしこちらも過去のポイントでランキング2位を譲りません。
こうして迎えた土曜日の最終戦。ブルームーン・インフィールドAを使ったGR.3による戦いです。いつも通りTop 24は第3枠に設定されました。
決勝では、予選のトップ3勢が互いに譲らぬレースを展開、結局日本・CLS63AMG-sc選手がポール・トゥ・ウィンを決めて見事初のシリーズチャンピオンに輝きました。2位には同じ日本のGoriRaichi893選手が、そして3位にも日本のyou143298選手が入る結果となりました。
RANK | DRIVER | DR | SR | RD.1 | RD.2 | RD.3 | RD.4 | RD.5 | RD.6 | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 日本 CLS63AMG-sc | S | S | - | 2372 | 2033 | 1748 | 2060 | 8293 | 12725 |
2 | 日本 GoriRaichi893 | S | S | 1884 | 2288 | - | 1520 | 1871 | 7506 | 11678 |
3 | 日本 you143298 | S | S | 1581 | 1906 | 1645 | 1716 | - | 7899 | 11521 |
4 | 日本 Kerokkuma_ej20 | S | S | 1714 | - | 1621 | 1955 | 1921 | 7113 | 10989 |
5 | 日本 kazunokota | S | S | 0 | 889 | 1756 | 1411 | 2147 | 6749 | 10622 |
6 | 日本 Arrow21CG | S | S | 1766 | 1935 | 234 | 327 | 1651 | 6326 | 10027 |
7 | オーストラリア Nik_Makozi | S | S | 1701 | - | - | 773 | 1740 | 5933 | 9374 |
8 | 日本 TSK-racing-SIM | S | S | 1648 | 1572 | 1639 | 1629 | 1764 | 5539 | 8951 |
9 | オーストラリア SpeedyChicken_04 | S | S | 1914 | 381 | 1114 | - | 1331 | 5146 | 8391 |
10 | 香港 KarS_0627 | S | S | 1597 | - | 967 | 1767 | 1671 | 4753 | 8191 |