予選タイムトライアルから他国を圧倒する走りで上位を独占する日本に一矢報いたい欧州、アメリカ勢の思いが交錯するネイションズカップ最終決戦。ブランズハッチGPサーキットを6周で争われるレースです。
スターティンググリッドは準決勝のリザルトの順で決定されました。
決勝スターティンググリッド
日本 高橋 拓也 |
Audi R18 TDI – Audi Sport Team Joest |
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日本 種市 悠士 |
Peugeot 908 HDi FAP – Team Peugeot Total |
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日本 冨林 勇佑 |
Toyota TS030 Hybrid |
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アメリカ タイレル・メドウズ |
Hyndai N 2025 Vision Gran Turismo Gr.1 |
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イギリス メルヴィン・アブラハム・ホーガン |
Mazda LM55 Vision Gran Turismo Gr.1 |
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イギリス マチュー・ソーントン |
Alpine Vision Gran Turismo Gr.1 |
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アメリカ JT・ラウロ |
Dodge SRT Tomahawk Vision Gran Turismo Gr.1 |
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ベルギー トミー・ファン・デル・ドックト |
Bugatti Vision Gran Turismo Gr.1 |
スタートダッシュを決めたのはタイムトライアルの王者「Wolf_Aono」こと種市選手(プジョー)。1コーナーのパドック・ヒル・ベントで高橋選手(アウディ)から1位の座を奪取するに成功します。
しかし直後のドルイド・ベンドで複数の後続車両がピンボールのように追突し、種市選手のリアに接触。わずかに挙動を乱した隙を見逃さなかった高橋選手がトップに順位を回復。この混乱の影響で冨林選手(トヨタ)も中団に埋もれ、メドウズ選手(ヒュンダイ)が3位に、アブラハム選手(マツダ)が4位と日本人に割って入ります。
ここで準決勝までは絶好調だった日本最強軍団が乱れ始めました。2周目パドック・ヒル・ベントで種市選手が単独スピン。それに釣られた冨林選手もコースオフし、共に最後尾へと脱落。代わってメドウズ選手が2位、JT・ラウロ選手(ダッヂ)が3位にポジションアップしました。
膠着状態が続いた4周目に冨林選手が戦闘モードにスイッチ。強烈なペースでポジションアップを果たしていきます。
ファイナルラップにレースは大きく動きました。2位を走行していたメドウズ選手がパドック・ヒル・ベントで単独スピン。ブランズハッチの魔物に捕まり戦線離脱。そしてJT・ラウロ選手と冨林選手の2人による2位の座をかけた壮絶なスプリントバトルが幕を開けます。
フィニッシュまで残り3つのウェストフィールド・ベントでインを刺した冨林選手が2位を奪取。アウト側のJT・ラウロ選手のラインを残したクリアなパッシングに「冨林! グレイトムーブ!」と会場は騒然。その後JT・ラウロ選手は集中力が途切れてしまったのかコースオフ。ソーントン選手(アルピーヌ)が最後の最後で逆転し、3位ポディウムフィニッシュを果たしました。
一時は最下位にまで落ちた冨林選手と、高橋選手の2人の日本人がワンツーフィニッシュを決め、ネイションズカップの巨大トロフィーは日本の手に渡ったのです。
昨年のGTアカデミーでは日本を制し、世界最初の『FIA グランツーリスモチャンピオンシップ』ネイションズカップでは世界を制した高橋選手は、これで名実ともに世界最速のグランツーリスモプレイヤーである事を決定的にしました。
「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ プレシーズン テスト」
ネイションズカップ決勝リザルト
日本 高橋 拓也 |
Audi R18 TDI – Audi Sport Team Joest |
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日本 冨林 勇佑 |
Toyota TS030 Hybrid |
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イギリス マチュー・ソーントン |
Alpine Vision Gran Turismo Gr.1 |
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アメリカ タイレル・メドウズ |
Hyndai N 2025 Vision Gran Turismo Gr.1 |
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日本 種市 悠士 |
Peugeot 908 HDi FAP – Team Peugeot Total |
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アメリカ JT・ラウロ |
Dodge SRT Tomahawk Vision Gran Turismo Gr.1 |
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ベルギー トミー・ファン・デル・ドックト |
Bugatti Vision Gran Turismo Gr.1 |
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イギリス メルヴィン・アブラハム・ホーガン |
Mazda LM55 Vision Gran Turismo Gr.1 |
※ 画面は開発中の英語版のものです。