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MANUFACTURER SERIES
マツダ - 國分選手(Akagi_1942mi)がステージ2の首位を死守!
2020 Series Manufacturer Series - Stage 2 (ASIA)
2020.07.05

7月4日に開幕した2020年シリーズマニュファクチャラーシリーズ ステージ2。
ステージ1では惜しくも國分選手 - Akagi_1942mi(マツダ)に逆転を許すこととなった、水野選手 - Gori_R4ichi(シトロエン)がステージ2序盤から有効ポイントを更新していきます。
Rd.11では364ポイント、Rd.12では372ポイント、と通常ラウンドにも関わらず高ポイントを獲得することに成功。

しかし、國分選手(マツダ)と水野選手(シトロエン)の直接対決となったRd.16 Top16 Superstarsでは、國分選手(マツダ)が圧勝しポイントスタンディングスでもリードを広げます。

Top 16 Superstars - Round 20

ステージ2最終決戦は「ニュルブルクリンク 24hレイアウト」を舞台にGr.3クラスの車両で争われました。
ポールポジションを獲得したのは荒木選手 - DW-yuhki02(ダッジ)でした。これまでランキング上位で見かけることは少ない選手でしたが、あのイゴール・フラガ選手ですら恐れをなすニュルブルクリンク・マイスターです。
注目のポイントリーダー争い、水野選手 - Gori_R4ichi(シトロエン)は4番手。國分選手 - Akagi_1942mi(マツダ)は5番手からのスタート。

スタート直後から荒木選手(ダッジ)がペースをあげて2位以下を引き離しにかかります。北コースへ入ってもそのペースは落ちず、後続に対して2秒以上もの大量リードを広げることに成功。
これは、コース終盤のドッティンガーストレートで自身のスリップストリームを後続に利用させないためです。
ドッティンガーストレートでは誰も荒木選手(ダッジ)の背後を捉えることができません。

2周目、トップでグランプリコースに戻ってきた荒木選手(ダッジ)はさらにリードを広げ、2位以下との差を3秒まで広げることに成功。
燃料消費を考慮すると、一見無謀ともいえる先行逃げ切り作戦ですが、ニュルブルクリンクでの勝ち方を知り尽くしている荒木選手(ダッジ)にとっては心配ご無用ともいえる独走状態が続きます。

ファイナルラップ、上位グループは一斉にピットイン。これまで燃料をセーブする走りに徹していた國分選手(マツダ)がライバルよりも短い給油時間で5位から2位へポジションアップすることに成功します。
しかし、トップの荒木選手(ダッジ)との差を縮めるどころか、6秒以上に広がってしまいます。

國分選手(マツダ)は2位グループでのバトルにつかまり思うようにペースを上げられず、トップとの差を詰めることができません。

終始レースを支配した荒木選手(ダッジ)がニュルブルクリンクマイスターとしての隙を見せない走りでフィニッシュラインに戻ってきました。2位以下に対して7.860秒差という圧倒的な実力を見せつけポール・トゥ・ウィンでした。

今回のレースを4位で終えた水野選手 - Gori_R4ichi(シトロエン)に対して、2位までポジションを上げることに成功した國分選手 - Akagi_1942mi(マツダ)がステージ2終了時点での首位の座を守り抜きリードを広げることに成功しました。

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