- MANUFACTURER SERIES
- 圧倒的な強さをみせつけたAkagi_1942mi選手(マツダ)が開幕シーズンを制する!
- 2021 Series Manufacturer Series - Season 1 (Asia Oceania)
- 2021.07.01
4月21日に開幕した2021年シリーズ マニュファクチャラーシリーズ シーズン1は、全10戦で争われました。
日本をはじめとしたアジア地域とオセアニア地域が同時マッチングとなった2021年シリーズですが、これまでと同様にAkagi_1942mi選手(マツダ)と宮園選手 - Kerokkuma_ej20(スバル)の争いが激化します。
開幕戦の舞台となったカタロニア・サーキットではコースとの相性が良い「RX-VISION GT3 CONCEPT」を駆るAkagi_1942mi選手がマツダを勝利に導きます。続くRd.2でもマツダの勢いは止まりません。Akagi_1942mi選手だけでなく、同じマツダ陣営のLG-TakuAn_LBC選手も400ポイントオーバーの大量ポイントを獲得します。
しかし、宮園選手も負けてはいません。Rd.3ではスバルにとって相性が良いとは言いがたい富士スピードウェイで、430ポイントというアジア・オセアニア地区のシーズン1における最大ポイントを獲得することに成功し、ポイントランキング首位のマツダを追いかけます。
Akagi_1942mi選手と宮園選手が欠場したRd.4では、ベテランの山中選手 - yamado_racing38(トヨタ)が勝利し、ポイントランキングで上昇します。
Rd.5とRd.6では多くの上位勢は参戦しませんでしたが、この2戦で活躍したのはHIROGRAND_1009選手(Volkswagen)でした。HIROGRAND_1009選手は、『グランツーリスモSPORT』の発売直後に開催されていたテストレース期間中から活躍していた選手です。
シーズン終盤の行方をうらなうRd.7はニュルブルクリンク24hレイアウトで開催されました。
世界トップレベルのニュルブルクリンクマイスターのDW-yuhki02選手(Dodge)が登場します。しかしDW-yuhki02選手は、2番手グリッドからスタートしたマツダのAkagi_1942mi選手をとらえることができませんでした。
この勝利でAkagi_1942mi選手はRd.7終了時点でポイントランキング首位の座を手堅いものとし、残りのレースには参戦せずシーズン1をしめくくりました。
シーズン終盤では若手選手の台頭が目立ちます。Rd.8ではtokari71選手(トヨタ)、Rd.9でLG-TakuAn_LBC選手が有効ポイントを更新します。両選手共に「ワールドシリーズ」及び「ワールドシリーズ Showdown」の参加するための年齢資格を満たさない若い選手ですが、他のマニュファクチャラーのエースドライバーを凌駕する走りをみせてきました。
絶対的な速さをもつベテランと、成長著しい若手のコンビを擁したトヨタとマツダは、2021年シリーズにおいてタイトルに最も近い存在といえるでしょう。