最終決戦の場となるブランズハッチGPサーキットはアップダウンの激しいテクニカルサーキット。ル・マン・プロトタイプカーやスポーツプロトタイプカーを想定した「ビジョン グランツーリスモ」のクルマたちによって構成される「グループ1」カテゴリーの車両で争われました。
レース序盤に種市 悠士選手(日本)、冨林 勇佑選手(日本)の2人がコースオフして大きくポジションを落とす中、Audi R18 TDIを駆る高橋 拓也選手(日本)がパーフェクトランで準決勝に続き2連勝を決め、「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ プレシーズン テスト」ネイションズカップの勝利を日本にもたらしました。
序盤に順位を落とした冨林選手も、ファイナルラップで2位を走行するマチュー・ソーントン選手(英国)をオーバーテイクし見事2位でフィニッシュ。ワンチャンスを逃さぬファイティングスピリット溢れる走りを魅せました。
予選タイムトライアルから圧倒的な強さを見せつけた日本が、「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ プレシーズン テスト」ネイションズカップの1位と2位を獲得しましたが、3位には開催地の意地を見せつけたマチュー・ソーントン選手(イギリス)が入り、日本人の表彰台独占を阻止することに成功しました。
「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ プレシーズン テスト」
ネイションズカップ決勝リザルト
日本 高橋 拓也 |
Audi R18 TDI |
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日本 冨林 勇佑 |
Toyota TS030 Hybrid |
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イギリス マチュー・ソーントン |
Alpine Vision Gran Turismo Gr.1 |
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アメリカ タイレル・メドウズ |
HYUNDAI N 2025 Vision Gran Turismo Gr.1 |
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日本 種市 悠士 |
Peugeot 908 HDi FAP |
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アメリカ JT・ラウロ |
Dodge SRT Tomahawk Vision Gran Turismo Gr.1 |
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ベルギー トミー・ファン・デル・ドックト |
Bugatti Vision Gran Turismo Gr.1 |
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イギリス メルヴィン・アブラハム・ホーガン |
Mazda LM55 Vision Gran Turismo Gr.1 |