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ネイションズカップ・10回目のテストシーズンは、1月14日から20日まで、全6戦が行われました。

開幕戦はアウディ TT Cupによるニュルブルクリンク GPでの1戦。ドライビングの力量が如実に現れるこのワンメイクレースでは、日本のL-Shooter_RB26選手やchonko_213選手、オーストラリアのNik_Makozi選手らが見事な走りを見せ、高ポイントを獲得します。

続く第2戦はブランズハッチ インディを舞台にしたレーシングカートによる戦い。ここでは、第1枠のレースを予選4位からスタートしたオーストラリア・Nik_Makozi選手が攻めの走りで優勝を果たし、ポイントランキングで日本・L-Shooter_RB26選手を逆転しました。次の第3戦（インテルラゴス／GR.3）を終えた時点で、ポイントランキングは首位がオーストラリア・Nik_Makozi選手、2位が日本・L-Shooter_RB26選手、そして3位が日本・Merry_chataro_lc選手という展開。ただし第2戦をノーポイントで終えた日本のKawakana222選手、GTJ_300選手らも実力では伯仲しているだけに、まだまだ予断は許しません。

休催日をはさんだ木曜日の第4戦。鈴鹿サーキットを使ったマツダ RX-7によるワンメイクです。ここでは日本勢のFD3S787選手、k24a_cm2選手、s-shohei_選手らがロータリースポーツを巧みに操り、高ポイントを獲得しました。金曜日の第5戦はドラゴントレイルを舞台としたGR.3のレース。この戦いでは日本のKawakana222選手が第3枠のレースで見事なポールトゥウィンを見せて1746ptsを獲得、ポイントランキングのトップ10圏外から4位に飛び込む躍進を果たします。いっぽうこのレースが初エントリーだった日本・APEX-evolution選手や台湾・ZeroYuRen選手、香港・saika159-選手らも際立った走りを披露しました。

迎えた土曜日の最終戦。Top24スーパースターズでは、首位をいくオーストラリア・Nik_Makozi選手を、日本勢のL-Shooter_RB26選手、Kawakana222選手らがどう攻略するかに注目が集まります。予選では、L-Shooter_RB26選手、Kawakana222選手が好タイムを叩き出し1位、2位を奪取。いっぽうNik_Makozi選手は理想通りの走りができず6位に留まる展開となりました。

決勝レースでは、フロントローからスタートした日本のL-Shooter_RB26選手、Kawakana222選手が互いに譲らぬ走りを見せ、予選ポジションをキープしたままゴール。いっぽうオーストラリア・Nik_Makozi選手は渾身の走りでポジションを3つ上げ、3位入賞を果たしました。この結果、9962ptsをゲットした日本・L-Shooter_RB26選手が逆転を果たし、テストシーズン6以来となるチャンピオンの座を獲得しました。同選手はマニュファクチャラーシリーズでも王座に輝き、今シーズンのダブルタイトルを獲得しています。いっぽう2位は、なんと日本のKawakana222選手とオーストラリア・Nik_Makozi選手が総合ポイント、12976ptsで並び、準優勝を分け合うという劇的な幕切れとなりました。

Point Ranking (Top10)

RANK	DRIVER	DR	SR	RD.1	RD.2	RD.3	RD.4	RD.5	RD.6	TOTAL
1	日本 L-shooter_RB26	S	S	1890	1661	1595	-	-	9962	13513
2	日本 Kawakana222	S	S	1630	0	1518	471	1746	9600	12976
2	オーストラリア Nik_Makozi	S	S	1785	1869	1869	1134	1571	9238	12976
4	日本 GTJ_300	S	S	1401	-	1651	526	1582	8152	11385
5	日本 kuro96GT	S	S	1319	1354	1407	0	1117	8514	11275
6	日本 Merry_chataro_lc	S	S	1577	1765	1402	1607	-	7790	11162
7	日本 y_nuno2702	S	S	1680	-	116	94	0	8876	10672
8	日本 k24a_cm2	A	S	1138	1225	1477	1668	1489	7066	10223
9	日本 toybubu1205	S	S	-	526	1391	1229	739	6704	9324
10	日本 chonko_213	S	S	1721	-	-	-	-	7428	9149