「グランツーリスモ」は2019年8月23日、ニューヨークにて、フランスの国際的タイヤメーカーであるミシュランを、「FIA GTチャンピオンシップ」のオフィシャルタイヤサプライヤー、そして『グランツーリスモSPORT』のタイヤテクノロジーパートナーとして迎えることを発表しました。
ミシュランは、今週末に開催される『グランツーリスモSPORT』のライブイベント「ワールドツアー第3戦・ニューヨーク」より数年間、「FIA GTチャンピオンシップ」のオフィシャルタイヤサプライヤーとなるほか、10月までに予定されている無料ダウンロードコンテンツによって、さまざまな形でゲーム内に登場します。
・ブランドセントラル内のミュージアムに、新たにミシュランが登場
・マシンセッティングのタイヤ項目内に、ミシュランがタイヤテクノロジーパートナーとして登場
・パートナーシップ締結を祝し、一部のサーキットにミシュランロゴが登場
1895年、自社の空気入りタイヤの性能を実証すべく、パリ-ボルドー自動車レース用の車両を制作したことに端を発するミシュランは、その伝説的なレースから今日まで、競争の激しいさまざまなレースコンペティションで活躍。モータースポーツを自社のラボラトリーとしてとらえ、そこで培った技術は世界トップクラスの製品とタイヤ開発はもちろんのこと、今後は「グランツーリスモ」にも反映されていきます。
「グランツーリスモ」と「ミシュラン」のコラボレーションに、ご期待ください。
ミシュラングローバルオートモーティブ、モータースポーツ、エクスペリエンスビジネス部門責任者、スコット・クラーク副社長
この関係は、世界で最も成功しているバーチャルドライビングゲームと、タイヤシミュレーションで業界をリードし、高性能タイヤのグローバルリーダーであるミシュランとの最高の出会いと言えるでしょう。ミシュランはタイヤが生産される前に、タイヤのチューニングをバーチャルの車両で行っており、それは現実のタイヤに正確に反映されています。この技術とリアルなモータースポーツから得たデータとを組み合わせれば、ポリフォニー・デジタルはより優れたタイヤをゲームに導入することができます。ミシュランのタイヤが車両のパフォーマンスに対してどれだけ重要な役割を果たしているかを、より多くの人に体験していただければと思います。
グランツーリスモシリーズプロデューサー・山内一典
FIAグランツーリスモチャンピオンシップは、グランツーリスモの25年以上に渡る、自動車のフィジックス・シミュレーションの技術的な基盤と、達成してきたユニークな自動車文化の上に成り立っています。そして、これに世界のトップタイヤブランドであり、モータースポーツへのパッションと確かな技術力を持つミシュランが、選手権のオフィシャルタイヤサプライヤー、そしてゲーム自体のテクニカル・パートナーとして加わることは、レーシングにおけるリアルとバーチャルに橋を架け、その差を埋めていくという私たちのビジョンを続けるにあたり大いなる力となり、これらイベントをモータースポーツの未来にするものです。