今でも語り種になるほどの大逆転劇でイゴール・フラガ選手が王座についた2018年。つねに冷静沈着、圧倒的な速さと卓越したドライビングで、ミカエル・ヒザル選手が完全勝利を遂げた2019年。開始から3年、数々の名レース、そして人間ドラマを演出してきた「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」が、今年もいよいよ開幕します。

2020年シーズン最初のワールドツアーは、2月15〜16日の2日間で開催予定。その舞台となるのは南半球を代表する都市、オーストラリア・シドニー。街のレトロな遊園地Luna Park Sydney内にあるBig Top Sydneyで決戦の火蓋が切られます。

そして今大会に出場するのは、昨年のワールドファイナルで好成績を残した全18ヶ国50名の精鋭たち。個人戦の「ネイションズカップ」には13ヶ国24名が、自動車メーカー同士の対決「マニュファクチャラーシリーズ」には15ヶ国36名が参加し、しのぎを削ります。歴代チャンピオンであるイゴール・フラガ選手とミカエル・ヒザル選手が不参加となる今大会、かつてないレース展開と新たなヒーローの誕生に、ご期待ください。