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ビジョン グランツーリスモ

「シュコダ ビジョン グランツーリスモ」を発表。チェコの名門ブランドが「グランツーリスモ」シリーズに初登場

2024年4月24日、チェコを代表する自動車メーカーのシュコダは「シュコダ ビジョン グランツーリスモ」を発表しました。同社のモータースポーツのヘリテージを色濃く反映したシングルシーターEVとしてデザインされたモデルで、間もなく『グランツーリスモ7』の1.46アップデートに登場いたします。

シュコダはその創業ルーツを1895年までさかのぼる名門自動車ブランドです。この重厚な歴史とともに、テーマのひとつとして挙げられたのが、1957年のル・マン24時間レースに向けて開発された名車「シュコダ 1100 OHC スパイダー」へのオマージュです。

エクステリアは、この1100 OHC スパイダーをモチーフとしながら、現代のシュコダがキーワードとするモダンソリッドデザインによる再解釈が行われています。

ボディ全体が鋭いエッジをまとったスリークなものとなっており、フロントフェンダーからバンパーにかけストライプのように点灯するT字型ヘッドライトのディテールなどは、その典型です。

シュコダ ビジョン グランツーリスモには、伝統と革新を象徴するふたつのリバリーが用意される。ひとつは70年代に活躍した130 RSを手本としたもの。もうひとつは2022年に公開された次世代EVコンセプト「ビジョン 7S」をイメージしたものだ
シュコダ ビジョン グランツーリスモには、伝統と革新を象徴するふたつのリバリーが用意される。ひとつは70年代に活躍した130 RSを手本としたもの。もうひとつは2022年に公開された次世代EVコンセプト「ビジョン 7S」をイメージしたものだ

シャシーは最先端のカーボンモノコックによるもので、クルマとドライバーとの一体感を重視した設計が特徴です。

未来的なステアリングホイールは『グランツーリスモ7』に影響を受けデザインされたもの。周囲の他車位置を伝えるオンボードの距離センサーも備えており、特に側面方向の車両との接触リスクを大幅に抑えることができるアイデアが盛り込まれています。

また、左右独立型のアダプティブリアウィングをはじめ、ドライビングの状況に応じ動的に変化するアクティブエアロが各所に配されるなど、空力性能も圧倒的なものとなっています。

駆動方式とパワーユニットは、200 kW(272 PS)のモーターを4輪それぞれに配置する全輪駆動。合計800 kW(1088 PS)に及ぶ総出力を、前後アクスルに対しインテリジェントに配分。シングルスピードのトランスミッションとの組み合わせで、バランスとレスポンスに優れたドライビングを可能としています。

およそ130年におよぶシュコダの歴史における「グランツーリスモ」デビュー作品となるシュコダ ビジョン グランツーリスモ。その体験のすべてに、ご期待ください。