発売を迎えた『グランツーリスモ7』。本作のオープニング・ムービーを公開。
『グランツーリスモ7』が3月4日(金)、PlayStation®5およびPlayStation®4で発売を迎えました。これにあわせて本作のオープニング・ムービーを公開。「グランツーリスモ」シリーズ・プロデューサー山内一典による、本作およびこのオープニング・ムービー制作にこめたメッセージとともに、シリーズ最新作の魅力をご体感ください。
「グランツーリスモ」シリーズ・プロデューサー
山内一典による『グランツーリスモ7』オープニング・ムービー解説
みなさん、お待たせしました。
最新作「グランツーリスモ7」を、みなさんの元に届けられるのを嬉しく思います。
GT7は、これまでのシリーズのファンが期待する要素を、すべて盛り込んだ上で、クルマやドライビングの知識が全くないプレーヤーにも、その奥深い文化と魅力を伝えられるよう努力した作品です。
7分を超える、長いオープニング・ムービーで描きたかったのは、およそ150年にも及ぶ、自動車と、人々、社会との関係の歴史です。
オープンニング・ムービーのイントロパートには、カール・ベンツが最初の自動車を発案したところから、最新のEV、ポルシェ・タイカンまでの歴史をコンパクトに詰め込んでいます。
生まれてから1世紀以上に渡って、常に人々を魅了し続けている、クルマというミステリアスな存在について、何かを感じ、想像を巡らせていただければ幸いです。
参考までに、このイントロに含まれているトピックを年代順にメモしておきます。
それではみなさん、GT7を楽しんでください。
GT7は、今後も、継続的なアップデートによって、コンテンツもフィーチャーも追加されていきます。
GT7が、いつもみなさんの傍にいて、みなさんの人生を豊かにしてくれることを願っています。
山内一典
GT7オープニングムービーのトピック
1886年 カールベンツ:パテントモーターワーゲン
1886年 ダイムラー/マイバッハ:モーターキャリッジ
1889年 第4回 パリ万博
1895年 パリ~ボルドー間1200kmレース、ガソリン車の勝利
1895年 アンドレ・ミシュラン、エドゥアール・ミシュラン:空気入りゴムタイヤ
1898年 ビバンダム/ミシュランマン誕生
1899年 電気レーシングカー「La Jamais contente」時速100km/hを記録(ミシュランタイヤ)
1899年 ルノー 第一号車 ヴォワチュレット・タイプAを発売
1900年 パリ万博
1900年 ミシュランガイド
1903年 ライト兄弟による、世界初の有人飛行
1905年 アルベルト・アインシュタイン 特殊相対性理論
1906年 ロールス・ロイス、40/50HP発表
1907年 アンナ・パブロワ「瀕死の白鳥」を踊る
1907年 ロールス・ロイス 40-50 6気筒 発表
1908年 T型フォード発表 フォーディズム(生産効率向上主義)のはじまり
1909年 インディアナポリス・スピードウェイ オープン
1909年 フェルディナント・ツェッペリンが、飛行船で1000km・38時間の飛行記録樹立
1910年 ミシュラン、ロードセーフティに関係する道路標識を、フランス国内3万カ所以上に設置
1911年 インディ500 初開催
1912年 タイタニック号沈没
1913年 フォード「ベルトコンベア」導入(フォーディズム)
1914年 NY-フィラデルフィア間で、世界最初の商用無線通信
1914年 チャップリン登場「チャップリンの総理大臣」
1916年 パイクスピーク 初開催
1922年 モンツァ オープン
1923年 ル・マン24時間レース 初開催
1926年 ロアール・アムンセン、北極点到達
1926年 ルドルフ・カラツィオラ、ドイツGPで優勝 (ポルシェ設計のメルセデス8気筒エンジン)
1927年 ニュルブルクリンク、オープン
1957年 ロータリーエンジン
1920 - 1960年 クルマと人の文化
1959年 フォルクスワーゲンビートル 発売
1960年 ポルシェ ルマン スタート
1959年 ミニクーパー 発売
1960年 月面着陸
1960 - 1980年 クルマと人の文化
1980 - 2017年 モータースポーツ シーン
2020年 ポルシェ・タイカン 発売