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イベントリポート

マツダ デミオが日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞

「グランツーリスモ」シリーズプロデューサー・山内一典が選考委員を務める「2014-2015日本カー・オブ・ザ・イヤー」開票式が開催されました。

全39台のノミネート車の中から、あらかじめ第一次選考で選ばれた10ベスト(テンベスト)車両を対象とした、自動車ジャーナリストなど59名の選考委員による投票の結果、日本カー・オブ・ザ・イヤーはマツダ デミオに決定。

また、
インポートカー・オブ・ザ・イヤーはメルセデス・ベンツ Cクラス セダン
イノベーション部門賞にBMW i3
スモールモビリティ部門賞にホンダ N-WGN/N-WGN カスタム
が選ばれました。

さらに、この1年間に行われたプロジェクトの中でも最も評価されるべき施策や功労者などに贈られる特別賞には「トヨタの燃料電池自動車に対する取り組み」が選ばれました。

次世代エネルギーである水素を使った燃料電池車として量販化を発表したトヨタFCVは、世界にさきがけ、700万円程度と手に届く価格を示したこと、また問題となっていたインフラの水素充填機を共同開発することで普及の目途を付けました。これらによって日本が世界市場を牽引する期待が高まった点もあわせて評価されました。

マツダ株式会社 常務執行役員 藤原清志氏は授賞式の中で、
「マツダの変革のフェーズの中でも非常に苦しんで、苦しんで作り上げた。派手なアクセラやアテンザの陰に隠れた末っ子デミオの受賞に本当に感動し、感謝している。
今日ここに並んだ競合車に、まだまだ負けているところは沢山ある。この大賞は『がんばれ』という意味でいただいたのだと感じている。
日本はヨーロッパ、アメリカのクルマたちと真っ向勝負で戦っていかなくては生き残れないと考えてきた。また、若い人たちのクルマ離れが叫ばれているがそれは言い訳で、勝たなくてはならないヨーロッパ、アメリカでは、大人たちがクルマを楽しみ、クルマで遊んでいる。クルマ文化を作るのはここにいる大人たちだと思います。われわれマツダはヨーロッパ、アメリカに勝てるクルマ、そして大人が胸を張って乗れるクルマをつくってゆきます」
と語りました。