10月15日（土）、東京・六本木のメルセデス・ベンツコネクションで「メルセデス・ベンツドライビングイベント」の決勝イベントが開催され、7名のファイナリストの中からヤム選手が優勝を勝ち取りました。

当日、東京駅に集合したファイナリストの皆さんは、イベントに先駆けてポリフォニー・デジタル東京スタジオを訪問。山内一典の案内で「グランツーリスモ」の制作現場を見学しました。カーモデリングや景観デザイン、挙動シミュレーションなどの現場で、制作プロセスのプレゼンテーションやデモンストレーションを体験。普段は明かされないグランツーリスモの「舞台裏」をご覧いただきました。

スタジオツアーが終わると、メルセデス・ベンツコネクションに移動していよいよ決勝イベントがスタート。まずはタイムトライアルで3名の決勝進出者を選びます。

3組に分かれて、15分間の予選でベストタイムを競うというこの予選の舞台となったのは、初公開となるスパフランコルシャン・サーキット。未知のステージでのアタックに、皆さんは一瞬不安を覚えた様子でしたが、日本屈指のプレイヤーだけあってその適応力は圧倒的。SLS AMGでコースインするやいなや的確なラインを見つけ、わずか4ラップ程度しか許されない制限時間内に全員が好記録をマークしました。中でもエルダー選手とヤム選手、torafugu選手は2分29秒台の好バトルを演じましたが、残り2分のタイミングでヤム選手が2分28秒023というベストタイムを記録、大歓声を浴びてバトルに決着をつけました。一方オンライン予選で7位だったtorafugu選手も予選通過を果たし、本番での勝負強さを見せつけました。

【予選結果】
1位　ヤム選手（YAM23） 2分28秒023
2位　エルダー選手（Elder512） 2分29秒291
3位　torafugu選手（torafugujp） 2分29秒693
4位　マサル選手（MasaruGT） 2分33秒852
5位　みなみ選手（Minami51） 2分34秒870
6位　ロバートニーゼロイチニー選手（Robert_2012） 2分35秒506
7位　RB選手（L-Shooter_RB26） 2分38秒096

決勝レースは、予選の上位3名がSLS AMGで3戦を戦い、総合ポイントで勝者を決めるチャンピオンシップ形式です。
第1戦の舞台となったのはオーバルコース、デイトナインターナショナル・スピードウェイ。ここでは予選から勢いに乗るヤム選手がトップでゴールし、まず1勝を記録します。
第2戦のステージはラグナセカ・レースウェイ。好スタートを切り先行するヤム選手にエルダー選手が必至で追いすがりますが、名物コークスクリューでコースアウト。ヤム選手の連勝を許す結果となりました。
すでにヤム選手の優勝が確定した第3戦。舞台は予選でも使われたスパフランコルシャン・サーキット。ここでは3台が終始テール・トゥ・ノーズでトップ争いを演じましたが、torafugu選手が一矢を報いて優勝、エルダー選手も2位に食い込み、ヤム選手の完全勝利を阻みました。

【決勝レースの総合成績】
1位　ヤム選手（YAM23） 7pt
2位　torafugu選手（torafugujp）6pt
3位　エルダー選手（Elder512）5pt

今回のイベントで優勝したヤム選手には、11月10日、鈴鹿サーキットで開催される「AMG Driving Fascination in SUZUKA CIRCUIT」へのご招待券（宿泊・交通費・食事付き）を贈呈。一方2位、3位となったtorafugu選手、エルダー選手には、SLS AMG試乗権の目録（メルセデス・ベンツコネクション会員カード5000ポイント相当）が贈られました。
加えてポリフォニー・デジタルでは、今回のイベントのトップ10ドライバーが、オンラインレースで身に着けているドライビングウェア姿で勢ぞろいした記念フォトフレームを作成、サプライズプレゼントとしてオンライン予選の上位10人全員に贈呈しました。

デビッド・クルサードのタイムアタックを端緒として、世界規模で開催された今回の「メルセデス・ベンツドライビングイベント」。ここではハイレベルなレースの興奮に加えて、普段は見ることのできないトッププレイヤーの素顔も見ることができました。グランツーリスモは今後もこのようなイベントを通じて、ドライビングの感動を発信していきます。

※このイベントの模様は、Ustreamの録画映像としてご覧いただけます。以下の関連リンクよりご視聴ください。（映像に一部乱れがありますが、生中継時のものです）