2024年12月7日（土）と8日（日）に、グランツーリスモ ワールドシリーズ 2024 ワールドファイナルがアムステルダムで開催されます。世界各地から集結したトップ選手がネイションズカップとマニュファクチャラーズカップそれぞれの年間世界王者の座をかけて戦う2日間。ハウトハーヴェンスのエイ川沿いにある「アムステルダム劇場」がその舞台となります。

今シーズンのワールドシリーズは、７月６日の開幕戦モントリオール（カナダ）で火蓋が切られました。マニュファクチャラーズカップでは経験豊富なブラジルのイゴール・フラガ選手（チームレクサス）が優勝し、ネイションズカップでは同じくワールドシリーズの常連である日本の宮園 拓真選手が見事な勝利を収めました。

続いて8月10日にチェコの首都プラハを舞台として開催されたシリーズ第2戦、マニュファクチャラーズカップではワールドシリーズ初出場のモハメド・バディーマ選手（チームフェラーリ）が、見事な初勝利を収め、ネイションズカップでは2021年のチャンピオン、イタリアのヴァレリオ・ガロ選手がポディウムのトップへと帰ってきました。

5年ぶりとなる東京で9月28日に開催された第3戦のマニュファクチャラーズカップでは、チームレクサスの川上 奏選手が印象的な勝利を収め、ポイントランキング2位のチームポルシェに4ポイント差をつけました。一方、ネイションズカップでは、フランスのキリアン・ドルモン選手が素晴らしい勝利を収め、2位タイのホセ・セラーノ選手（スペイン）、宮園 拓真選手（日本）、ヴァレリオ・ガロ選手（イタリア）を1ポイント差でリードしてアムステルダムへ向かいます。

ワールドファイナルでは、TOYOTA GAZOO Racing GT Cupが12月7日（土）16:00から17:30（CET）に、マニュファクチャラーズカップが同日19:00から21:00（CET）に、ネイションズカップは12月8日（日）16:00（CET）より開催されます。

熾烈な戦いが繰り広げられるワールドファイナルの週末はTOYOTA GAZOO Racing GTで幕を開けます。オンライン予選とライブイベントで選抜された24人のトップドライバー達。彼らが目指すのは、ワールドファイナルの週末最初のトロフィー獲得です。

自動車メーカー対抗戦となるマニュファクチャラーズカップでは、グランツーリスモに登場するさまざまなクルマを目にすることができます。トヨタ、ジェネシス、マツダという3つのオフィシャルパートナーに加え、オンライン予選を上位成績で通過した９マニュファクチャラーを加えた合計12チームが参戦します。モントリオール、プラハ、東京の3ラウンドでは各チームから1名の選手が参加しましたが、ワールドファイナルでは3名のドライバーでチームを組み、12チームによる団体戦が繰り広げられます。

モントリオールではチームレクサスが優勝、プラハではチームフェラーリが予想外の感動的な勝利を収めました。そしてレクサスは東京で再び表彰台のトップに立ち、チームポルシェを4ポイント差でリードしてワールドファイナルを迎えます。

ネイションズカップは、国・地域の代表戦です。2024年は、グローバルオンライン予選を勝ち抜いた12名の代表選手が年間を通し、全3戦のワールドシリーズとワールドファイナルでぶつかり合います。

開幕戦モントリオールでは、2020年ネイションズカップチャンピオンの宮園 拓真選手（日本）が素晴らしい勝利を収め、好調ぶりをアピールしました。第2戦プラハでは、2021年にタイトルを獲得して以来、安定した成績を残せずに苦しんでいた元チャンピオン、ヴァレリオ・ガロ選手（イタリア）が再び注目を集め、興奮のうちに勝利を収めました。東京で行われた第3戦では、素晴らしいパフォーマンスを発揮したキリアン・ドルモン選手が優勝し、ポイントランキングをリード。一方、2023年のワールドチャンピオン、コケ・ロペス選手（スペイン）は、2位タイの3人のドライバーと2ポイント差の5位につけています。

オランダのカイ・デ・ブラン選手は、すべてのラウンドでポイントを獲得してランキング6位。地元開催となるワールドファイナルでは、一段と大きな声援を味方につけ決戦に臨みます。

グランツーリスモ ワールドシリーズ 2024の概要はこちら
https://www.gran-turismo.com/world/gt7/events/gtws2024/