■Block A Final
ブラジル/フラガ(IOF_RACING17)、チリ/ルビラー(FT_NicoR)が混戦を抜け出しワールドファイナル進出を決める!
ポールポジションからスタートしたブラジル/イゴール・フラガ(IOF_RACING17)FT1 Gr.3が、オンラインシリーズで圧倒的な勝率を誇るチリ/ニコラス・ルビラー(FT_NicoR)911RSRを抑えて1コーナーへ突入します。3位からチリ/ファビアン・ポルティラ(FT_Mcqueen91)が上位2台の様子を伺います。
スタートでソフトタイヤを選択したブラジル/フラガ(IOF_RACING17)FT1 Gr.3が、2位以下を引き離しにかかります。
1度目のピットアウト時にトラフィックに引っ掛かった2位チリ/ルビラー(FT_NicoR)911RSRは、トップとの差が広がります。
最終スティントまでソフトタイヤを温存していたチリ/ルビラー(FT_NicoR)911RSRでしたが、ブラジル/イゴール(IOF_RACING17)FT1 Gr.3を追い詰めるまでに至らず。ブラジル/イゴール・フラガ(IOF_RACING17)が1位でポール・トゥ・ウィンを決めました。
■Block B Final
カナダの強豪ガラン(FT_LLOYDZELITE)、ブルックス(Deafsun96)の2選手がレースを支配!
ブロックBはカナダの強豪2名がフロントローを独占しました。ジェフリー・ガラン(FT_LLOYDZELITE)911 RSR、アンドリュー・ブルックス(Deafsun96)FT1 Gr.3の2台共にミディアムタイヤを選択します。
オンラインシリーズではピット戦略の名手だったカナダ/ブルックス(Deafsun96)FT1 Gr.3ですが、ピットアウトの度にトラフィックに引っ掛かることとなり、一時は6位までポジションを落とします。しかし、最終スティントに温存していたソフトタイヤでスパートを仕掛け、2位でフィニッシュすることに成功します。
2位以下が混戦となったこともあり、カナダ/ジェフリー・ガラン(FT_LLOYDZELITE)は自らのペースでレースを支配し、ポール・トゥ・ウィンを決めました。
■Block C Final
激戦の北米ブロック! マッケイブ(TRL_doodle)、マクミレン(GumballCGT)が格の違いを見せつけワールドファイナル進出を決定!
激戦の北米ブロックは、オンラインシリーズでも常にシリーズタイトルに絡む争いを繰り広げてきたUSA/アンドリュー・マッケイブ(TRL_doodle)FT1 Gr.3と、GTアカデミーウィナーでもあるUSA/ニック・マクミレン(GumballCGT)ビートル Gr.3の争いに注目が集まります。
しかし、レースをリードしたのは伏兵USA/エディー・ゴメス(Wardez)RC F GT3でした。
盤石の態勢のまま、残り2周でソフトタイヤに交換したUSA/ゴメス(Wardez)RC F GT3に悲劇が訪れます。ピットアウト直後のシケインでまさかのオーバーランを喫し、8位に後退します。
この混乱に乗じて、USA/マッケイブ(TRL_doodle)FT1 Gr.3と、USA/マクミレン(GumballCGT)ビートル Gr.3がワンツー体制を築きそのままフィニッシュ。
■Repechage
アメリカンV8炸裂! F-150ワンメイク決戦!
敗者復活戦第1グループは劇的な幕切れが訪れました。
カナダ/ジャマル・カーン(RacingKing89674)がファイナルラップのターン1で焦る気持ちを抑えきれず、コスタリカ/ベルナール・ヴァルベルデ(FT_BernalV)をコース外に押し出します。
カナダ/カーン(RacingKing89674)は2位にポジションを上げることとなりましたが、フィニッシュライン目前でタイムペナルティが加算されます。
これにより3位を走行していたUSA/ジェイ・シュコルダ(Z28)が2位にポジションアップを果たし、1位のカナダ/ジェイコフ・ガーツ(JGOERTZ5)と共にワールドファイナル進出権利を獲得しました。
敗者復活戦第2グループは、チリ/ファビアン・ポルティラ(FT_Mcqueen91)がスタート直後から2位以下にマージンを築き、順当に1位でフィニッシュ。2位争いにはブラジル/アドリアーノ・カラッツァ(CRT-Didico15)が入り、ワールドファイナル進出権を獲得しました。