発売以来、とどまることなく歩み続けてきた『グランツーリスモ7』は、2023年11月2日、かつてないボリュームの大規模アップデートによって“Spec II”へと進化を遂げました。オープニングムービーの刷新から新車種、新コースの収録、そしてさらに遊びやすくなったワールドサーキットやオンライン要素など、そのアップデート内容は多岐にわたります。これからも、進化し続ける『グランツーリスモ7』にご期待ください。
新たなクルマと新たなコース、そして多くの新機能を追加。『グランツーリスモ7』Spec IIアップデートのお知らせ
進化を遂げたグランツーリスモ・ソフィー2.0が登場。あらゆるレベルのプレイヤーに、よりエキサイティングなレースを
新機能続々! さらに遊びやすくなったワールドサーキット
Spec IIアップデートで追加された、新しいクルマと新しいコース
「グランツーリスモ」が“リアルドライビングシミュレーター”として産声を上げたのは、1997年のこと。実在する自動車メーカーと身近な市販車を多数収録し、バーチャルな世界でクルマをリアルにドライブできることで、ゲームファンだけでなく、世界中のモーターファンからも高い支持を得ました。それから25年。「グランツーリスモ」は、さまざまな進化を遂げて、シリーズの集大成として登場。ドライブする。コレクションする。カスタムする——。クルマの楽しみのすべてを詰め込んだ『グランツーリスモ7』の世界をお楽しみください。
『グランツーリスモ7』では、じつに60以上の自動車ブランド、400車種以上のクルマを収録。身近な市販車にとどまらず、希少なクルマや伝説のレーシングカーまで、国・地域を問わず、幅広い年代から厳選して収録しています。また、これらはオンラインアップデートによって随時、追加予定。まだ見ぬ珠玉のクルマたちにご期待ください。
レースやイベントの舞台となるコースは、実在コース、架空のオリジナルコースあわせて37ロケーション、110レイアウトを収録。初代『グランツーリスモ』でおなじみの「トライアルマウンテン」「ディープフォレスト」「ハイスピードリンク」といったシリーズ伝統のサーキットも、最新のテクノロジーによって復活しています。コースにおいても、オンラインアップデートで順次追加される予定です。
リアルなドライビングフィールこそ「グランツーリスモ」シリーズの真骨頂であり、初代から受け継ぐフィロソフィーです。『グランツーリスモ7』ではそれにさらに磨きをかけ、上級者から、はじめて「グランツーリスモ」に触れるビギナードライバーまで、あらゆるプレイヤーが気持ち良くスポーツドライビングを楽しめるように設計。趣向を凝らしたたくさんのレース、クルマを使ったさまざまなミニゲームに挑戦する「ミッション」、ステップ・バイ・ステップで運転技術を学べる「ライセンス」、さらにはオンラインによる世界中のプレイヤーとの交流など、多様な“走る楽しみ”が待っています。
世界には、たくさんの魅力的なクルマで溢れています。『グランツーリスモ7』では、長いクルマの歴史や文化にスポットを当てつつも、そんなクルマたちをコレクションしていく楽しさを提案。ゲームを進めていくうち、自然とそのモデルの生い立ちや時代背景に触れられるようにデザインしています。コンパクトカー、スポーツカー、ヒストリックカー、レーシングカー、etc。『グランツーリスモ7』で、めくるめくカーコレクションの旅に出かけましょう。
クルマを自分好みにカスタムすること。それははモーターファンにとって最も贅沢なクルマの楽しみ方です。『グランツーリスモ7』では、クルマのパフォーマンスを上げるチューニングだけでなく、ペイントを含めた外観のカスタムも自由自在。130種以上のホイール、650種以上のエアロパーツを収録しているほか、一部の車種ではロールケージの施工やオーバーフェンダーよるワイドボディ化も可能になりました。じっくりと腰を据えて、お気に入りの一台を仕上げてください。
お気に入りの愛車は、いつまでも眺めていたいもの。「スケープス」モードでは、まるで旅先で愛車との思い出を記録するように、ゆっくりと写真撮影を楽しむことができます。撮影の舞台となる“スポット”は、じつに2500以上を収録。カメラ初心者でも簡単に撮影が楽しめるいっぽうで、絞りやフォーカス、露出、あるいはさまざまなフィルターを駆使しての本格的な写真撮影も可能です。もうひとつ、走行中の自分の姿を写真撮影できる「レースフォト」も、写真好きにはたまらない機能。現実のレースでは不可能なダイナミックなアングルで迫力の一枚を撮ることができます。
限られた資金でお好みのユーズドカーを購入し、さまざまなレースイベントに出場して資金を貯めて、今の愛車をチューニングしたり、あるいは新しいクルマを購入して、さらに上のレースを目指す——。初代『グランツーリスモ』で構築されたこのプレイスタイルは今作でも健在です。よりリッチなワールドマップを舞台に、自分だけのカーライフに出かけましょう。もちろん、ひとりで遊ぶだけでなく、画面を分割してふたりで対戦をしたり、オンラインを介して世界中のプレイヤーと走行会やレースをすることも可能。『グランツーリスモ7』を通じて、世界中のモーターファンと交流を楽しんでください。
『グランツーリスモ7』では、音楽とレースの融合をテーマに、よりカジュアルにドライブが楽しめる「ミュージックラリー」を新たに収録。本格的なレースとは異なり、リズムにあわせて減っていく「ビート」がなくならないように走行し、曲を完奏させるとクリア、その時点の走行距離に応じてプライズを獲得できるというミニゲームです。だれもが一度は聞いたことがある曲をバックに、爽快なドライブをお楽しみいただけます。また、音楽に合わせてカメラを自動的に生成し、切り替える新しいリプレイシステム「ミュージックリプレイ」も今作の目玉のひとつ。お気に入りの曲でレースをプレイバックすることができます。
25年以上の歴史がある「グランツーリスモ」の自動車物理シミュレーションは、今作でさらに大きく飛躍しました。コンピューターによる空力シミュレーション(CFD)によって、前後の車高変化によるダウンフォースの変化や風向き、乱流によるハンドリングの影響までをも再現。リアルさを追求するいっぽうで、アドバイザーのルイス・ハミルトンをはじめ、テクニカルパートナーであるタイヤメーカーのミシュラン、そしてFIA GT選手権のトップドライバーからの多くのフィードバックをもとにチューニングし、より自然で気持ち良く運転できるドライビングフィールを表現しています。
抜けるような青空のあと、黒い雲が立ちこめて土砂降りの雨が振り、また青空が顔を覗かせる。ときには、星空まばゆい真夜中に走り始め、戦いが終わるころには朝日が顔を出して山々がオレンジ色に染まっていく——。現実世界がそうであるように、『グランツーリスモ7』の世界もまた、気まぐれな空模様がさまざまな表情を演出してくれます。これらの時間変化、天候変化は、コースのロケーションごとに膨大な気象データ等に基づいて地球規模でシミュレーション。その結果、息を呑むほどリアルで美しい“空”を表現することに成功しました。
雨が降り、路面が濡れてコースはウェットコンディションに——。雨天は前作にもあったフィーチャーながら、『グランツーリスモ7』では、ウェットの表現をさらに進化させ、路面が濡れて乾くまでのシミュレーション精度を大きく改善。同じウェットコンディションでも部分的に水たまりができる、あるいはクルマが多く走る走行ラインほど早く乾いていく、といった自然なウェット表現が可能になりました。“なにが起こるかわからない”、そんなドラマチックなレースをお楽しみください。
『グランツーリスモ7』は、壮大なカー・エンターテインメントであると同時に、本格的なeスポーツタイトルでもあります。「スポーツ」モードでは、だれもが気軽に世界中のプレイヤーとレースを楽しめるデイリーレースのほか、2018年からは、毎年、オフィシャルなチャンピオンシップを開催。オンラインレースだけでなく、シーズン中はランキング上位のトップ選手らによるライブイベントも開催され、盛り上がりを見せています。レースの模様は「グランツーリスモLIVE」から視聴も可能。なお、一部のトップ選手は『グランツーリスモ7』に“キャラクター”としても登場しています。
『グランツーリスモ7』はPlayStation 5に完全対応。昨今のビデオゲームのトレンドであるレイトレーシングを採用し、クルマはより艶やかに、コースはよりリアルで自然な表情に。4KおよびHDRにも対応し、シリーズ最高のグラフィックスをお楽しみいただけます。また、DualSense ワイヤレスコントローラーの機能である「ハプティックフィードバック」および「アダプティブトリガー」にも完全対応。表情豊かな振動やトリガーの手応えによって、路面状況やクルマの挙動を体感しながらドライブすることができます。さらに、3Dオブジェクトオーディオにも対応。レース中のさまざまな音がどの方向から鳴っているのかをリアルに再現しています。
PlayStation®VR2(以下PS VR2)にも完全対応(PlayStation 5版『グランツーリスモ7』のみ)。オンラインレースを含むほぼすべてのレースと各種ゲームモードを圧倒的な臨場感でプレイできるほか(※)、PS VR2専用モード「VRショールーム」では、さまざまなロケーションのもと、超高精細なカーモデルを心ゆくまで鑑賞できます。もちろん、PS VR2が持つ次世代の機能もフルに活用。本機に最適化したHDRトーンマッピングの採用や、アイトラッキング機能を用いたフォビエートレンダリング(視線方向を高解像度で描画する技術)、さらには音で空間を表現する3Dオーディオへの対応によって、より高次元で没入感の高いゲームプレイを実現しています。
※:「2プレイヤー対戦」のみPS VR2非対応となります。
PlayStation VR2 Sense™コントローラーは非対応となります。